せつない話 (光文社文庫)

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制作 : 山田 詠美 
  • 光文社 (1993年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334717766

せつない話 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 確かに読んだ後は異様な倦怠感に襲われる。タイトル「せつない」の意味がわかる。

  • 短編集。山田詠美さん以外の作品があまり楽しめなかった。
    特に海外の作家さんのは、私には合わないのかも…。

  • #bookoff

  • このタイトルで山田詠美編とある背表紙が目にとまった時、彼女はどんな感情を「せつない」ととらえて作品を選んだのか、気になって仕方がありませんでした。

    編者自身の作品も含み日本の短篇8篇と海外ものが6篇。
    瀬戸内晴海、丸谷才一、村上龍、ロレンス、カフカ、サガン・・・・。
    読んでみると、いずれも渋いチョイスです。

    あとがきによると、五粒以内の涙の原因となる気持ちを「切ない」と考え、それを基準にして選んだ作品たちでした。

    一瞬のできごとに胸がキュンとなるような話ではなく、

    ある長さの時間のなかで、必ずしも関わりあるとは限らない、いくつかの出来事が連なるうち、心に沈殿した気持ちが、回想とともににじみ出てきます。

    「せつない」とひと言で言いきってしまうには惜しいほど、微妙で、複雑で、多様です。

    編者山田詠美のセンスに脱帽です。

  • 吉行淳之介と山口瞳の作品が特に良かった。というかその二つだけ読んでずっと放置してる。

  • せつない。
    この言葉は、日本語で日本人だけに伝わる感情だそうです。
    涙五粒。それがせつなさ。
    山田詠美さんはそんなことを書かれています。
    14編なので、多くても70粒の涙達。
    全ての作品が素晴らしいです。せつない。
    でも、ただせつないだけじゃなく、面白い。
    そして、この並びも素敵。
    コップ一杯の水分をテーブルに置いて読むと、きっと体も潤うはず。

  • 山田詠美が編んだせつない話のアンソロジー。確かにどの話もせつない話でした。若い男とかなり年上の女の恋愛が3話(田辺聖子、山田詠美、F・サガン)もあったけど、なんで同じような話が3話もあるんだろう。山田詠美が好きなシチュエーションなのかな。3話の中ではお聖さんの話がダントツと思いました。しみじみしたのは最後のジェームス・ボールドウィンの「サニーのブルース」。J・ボールドウィンなんて学生時代に読んで以来だったけど、やっぱりいいですねぇ。思い出してみれば、この人の話はどれもせつない話ばかりだったっけ。

  • 山田詠美が選んだせつないストーリーの短編集。日本人作家8名、海外作家6名が選ばれている。せつないと言う感情は日本語独特のものだとと言う。そして大人にならないと分からない感情だと言う。短編集なので、良し悪し、好き嫌いそれぞれあるが、僕は日本人作家のものが良かった。やはりせつないは日本人が得意なのかもしれない。

  • ちょっと、わたしの求めてた切ないとは違ったかも。

  • 掃除してたら、この本が出てきたので読んでみた。
    『恋の棺』、『菊の香り』『ジゴロ』『サニーのブルース』が良かった。
    「せつない」って、深い!
    今の私には読み取れない話もいくつかあった。数年後に再び読んでみたい。

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せつない話 (光文社文庫)の作品紹介

吉行淳之介、瀬戸内晴美、田辺聖子、山口瞳、D・H・ロレンス、F・サガン…など、現代日本と欧米の魅力作14編を収録。

せつない話 (光文社文庫)の単行本

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