犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫 ひ 6-5)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 381
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334718268

感想・レビュー・書評

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  • 短編さくさく!
    東野圭吾さんは読後感がいいので安心する。

  • 全体的に短編集で読みやすい作品。
    タイトルになっている最後の作品は、よく意味がわからず何度か読み返した。
    全体的にそういうことかと納得して終わる作品。
    ただ、そこで気持ちが完結して余韻が少ない作品が多かったように感じた。
    「踊り子」は待遇がそれぞれ真反対な二人で、後味の悪く、心に噛み締めるような内容でこの本の中では1番好きな作品。

  • 6:23:50.35

  • 1985年から1988年の、デビュー間もない頃に発表された作品をまとめた短編集。

    初期の作品群なので色々と粗はあるかもしれませんが、様々な試みを作品内に反映させる巧みな手腕は、既に発揮されているように思います。

    作品の出来としては、凝った構成の表題作が個人的にはベストなのですが、最も印象に残ったのは「踊り子」です。
    それぞれに趣向が凝らされているので、今読んでも十分楽しめるのではないでしょうか。

  • 短編集。奇をてらったトリックとかではなく人間心理とミステリを味わう7編。普通に面白かった。

  • 短編集で期待してなかったけど、どのストーリーもこの短い中で最後に「え!」って驚く結末があって楽しかった!!
    最後の話がタイトルになっているだけあって一番驚きの結末なんだけど、ちょっと分かりにくかったかも。

  • 面白い。
    特に本の題名にもなってる短編がよかった。

  • 表題を含めた7編の短編集。犯人のいない殺人という事で、どういった内容か気になっていたが、いや、犯人いるじゃんと突っ込みたくなった。短編の割に濃い話ばかりで、ストーリー自体は面白かっただけに、どういう事なの?と読了後も良く分からなかった。

  • 犯人はすぐに分かるが、何故かが分からない。最後の種明かしまで引っ張る構成はさすが。『白い凶器』が一番驚いた。

  • 東野圭吾さんの作品はあまり今までハマらなかったが、これはどの話も丁度良く余韻が残って好きでした。短編ならではの良さって感じ。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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