闇椿 (光文社文庫)

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著者 : 皆川博子
  • 光文社 (1998年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334726089

闇椿 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 面白くて一気読みした。
    予想はしていたものの、消えた花嫁の足跡を追った結果が切ない。

  • 「椿姉妹」という習俗が、少女たちの秘密の儀式めいて、まるで「エコール」のような妖しさを思わせる。
    (現代化しているんですよ、といわれようとも、その意味合いにおいて)
    その反面、現実に起きていく事件とその解決は非常に俗っぽい。

    二時間で読める簡単さ。

  • 古くから「椿姉妹」という習慣のある地域。
    その地域出身の花嫁が、結婚式の当日ウエディングドレス姿で行方をくらます。

    花婿は花嫁を探すため方々に旅に出るが、そこで花嫁の悲しい過去を知ってしまう。

    「椿姉妹」っていうネーミングからして「やられた!」って感じがしてしまいます。さすが皆川博子さま。

    少女の頃に持つ同性に対するあこがれの気持ち。
    でも憧れの存在から疎まれてしまうこともある。
    悲しいけれどこれが現実なんですよね。

    謎が謎をよんで一気に読ませてくれる小説でした。

  •  結婚式の当日失踪した花嫁をめぐる謎。
     「死の泉」の皆川博子を思うと、ちょっと違うかな。でも、結構ひきこまれて一気に読んでしまった。
     ミステリーとしては、伏線を張りすぎているのと、無理があるなぁって思うところも多かったけど、まぁそこは皆川博子だから、とへんに納得(苦笑)
     主人公はあまり魅力的じゃなかったけど、その従妹がなかなかユニークだった。いっそ、彼女視点でやれば面白かったかも。(でも、それじゃあミステリーとして成立しないか/苦)

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闇椿 (光文社文庫)はこんな本です

闇椿 (光文社文庫)の作品紹介

画廊を経営する村上康雄は、同じビルの喫茶店で働く斎原茜と恋に陥ち、結婚することになった。だが挙式当日、結婚式が始まる直前に、茜はウェディングドレスのまま忽然と姿を消した。康雄は、茜の過去を何ひとつ知らないことに思い当たり、茜の故郷・山形県の温海温泉に向かった。そこで知った衝撃の事実とは!?さらに殺人事件が。人間心理を巧みに描いた秀作。

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