- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334726560
感想・レビュー・書評
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毒猿と呼ばれる暗殺者の存在感が半端ない!
主人公よりも毒猿がどうなるのか? 気になった。
警察小説ですからかなり、ハードボイルドな展開です。 -
新宿鮫に劣らず面白い!
しっかり展開していく上に緊迫感もある。
そして人物描写の上手さは相変わらずで、1人1人の魅力がたっぷり。特に郭と楊にはなぜか惹かれるものがある。
鮫島が脇役に回りつつ、それが功を奏しているのは間違いない。 -
久々に再読。
新宿鮫シリーズは出版されると同時に読んでいて、ワクワクしていたシリーズの1つでした。
また読みたいなぁ~と思っていたのが、このシリーズ2作目にあたる「毒猿」。
よかった~~!涙がでましたよん。
やっぱりこのシリーズの中では一番いいよなぁ。
歌舞伎町を舞台に中国マフィアなどを絡めた作品は、今でこそ馳星周が有名というか、そのノワールな世界を広めていますよね。
それはそれで馳氏の作品は好きです。現代的だしね。
でも、同じ土俵にたった作品ですが、大沢氏の世界には救いがあるんですよん。
読んだあとホっとするというか。
なにもハッピーエンドばかりがいいとは言いませんが、やっぱ最期には、この世はそう悪くないよ~という気持ちで終わりたいなぁ~と私は思うんです。
本書では復讐をするために台湾から乗り込んできた殺人マシーンならぬ殺し屋やそれを追ってきた台湾の特殊警官などなどが絡み合い、流れが早くスリリングな仕上がりになっています。
ラストはウルルンもの!!
シリーズですが、1作目を読まなくても大丈夫ですよん。本書はオススメ! -
新宿鮫第二弾。
今読むと少し古い感じがするけど、面白いのは間違いない。
第三弾も読まねば。 -
再読。
新宿鮫シリーズ第2弾。シリーズ最高傑作とも言われる作品。
台湾から来た殺し屋「毒猿」と郭刑事、毒猿に魅せられた奈美の織り成す物語。鮫島はむしろ脇役。
毒猿も郭も鮫島も、鮫島の上司の桃井も格好良過ぎて切ない。
(図書館)