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この作品からのみんなの引用
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これは機械ではない。道具だ。多くの道具は科学の発達によって機械になり下がったが、野戦の兵器は道具のまま完成したのだ。尊い命のやりとりをする武器は決して機械であってはならなぬ。たくましい肉体の一部でなければな。すなわち、道具だ
― 128ページ -
身に一点の穢れない俺は、常に正々堂々、笑顔の絶えることはない
― 297ページ -
ピスケンは信者たちの間を割って、光の道の上をまっすぐに歩きながら、まるで群集にパンを分かち与えるキリストのように、ひとりひとりの頭を張り倒すのであった。
「いい若い者が神頼みなんぞしてるんじゃねえ」
「ガキに拝ませてどうなるってえんだ。学校どうした、バカ」
「やめとけパパァ。年金は温泉に行って使え。よっぽど功徳になる」
「やいオヤジ、頼んでどうかなるほど人生は甘かねえぞ。合わせたその手で働きやがれ」
― 172ページ
みんなの感想・レビュー・書評
まさに、現在の問題を言いあてている。
「海と山に囲まれた小さな区域に社会生活が集中するこの国から、彼らを放逐しようとする考え自体にひどく無理があると、向井は考えていた。半世紀近くもマル暴刑事(デカ)を勤めあげた、彼なりの結論である。
要はバランスだ。強引に圧迫すれば彼らはゆがみ、その分、社会もひずむ。そしてそのバランスを維持するものは、法でもなく警察でもなく、例えば新見源太郎のような大侠客と呼ばれる人間なのだ。」
きんぴか完結編。だけど,なんだか終わり方は不満。
今回は,笑4:感動6で,痛快度はほぼなかった。笑いとしては,軍曹が郷里に帰るところがツボにはまった。
特に,終わりにするではなく,シリーズで続けても面白いのではないか。
文庫本の紹介帯に3巻一気読みってな感じで書かれていたが,そのとおりで面白かった。星4つでもよいのだが,私の基本路線の種類ではないので,普通の3にした。
ばんざ~~~い!
ばんざ~~~い!
三人とも、とってもかっこいい♪
「裏街の聖者」 泣けます
任侠とか義とか今の世の中には、かけているんですかね。
とにかく、かっこいいです。
手元にあったので、何も考えずに読み始めました。が、期待に反して面白い!と言うか、まるで筒井康隆が書いたのではと思わせるはちゃめちゃぶり。読み終えて、地雷を踏んでいることに気が付きました。なんと三巻から読んでしまいました。大失敗!気を取り直して1・2巻を探します。(涙)
きんぴかの最終巻。
一応最終巻てことらしいけど、ついに読み終わってしまった。
登場人物がいちいち魅力的で読んでてすごく面白かった。
面白いだけではなくて、社会的な話とかもあってよかった。
この際だから浅田さんの本を全部読んでもいいかなあ。
体だけの男 軍曹、頭ばかりの男 広橋、勢いで生きる男 ピスケン。いい人なんだけど、ちょっと…な男たちの悪漢小説。悪漢といっても、彼らが従った義が法に触れたという結果において。
5編の短編のうち、タイトルでもある「真夜中の喝采」と「裏街の聖者」が好きだった。ジャーナリズムに命をかける男と、その気のないまま赤ひげになり切ってしまった医者の話。情熱と哀愁を同時に感じた。
草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが・・・訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方、ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走る中、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結!
「チェスト!軍曹」の章がとてもおもしろかった。軍曹は一見無器用で古風な人間だが、そこには独特の人間くささがあって、人を愛するがゆえにまっすぐで、一本気なところに大きな魅力を感じた。
また、どこまでも正義と真実を伝えるために奮闘した草壁のような人間が最近本当に少なくなったことを感じる。「何のために伝えるか」という報道の使命を忘れた現代にあって、彼のような人材を失うことは小説の中の世界であってもとても惜しいことだと思った。
とうとう最終巻です
ピスケン、軍曹、ヒデさんの三人が悪者を懲らしめるのがなんとも痛快だったのですが、最終巻は様子が違います
彼らはバラバラに想う所に行ってしまいました
なんだか取り残された様で寂しい限りです
彼らの行く先に幸多きことを!
ああ・・・ 寂しい・・・ あの愛すべき3人とその周りの皆々様とお別れしなきゃ・・・ 寂しいぜチクショー ナンだカンだ最後まで良かったよ バイバイ・バディの軍曹は痺れた・・・ 世の中に不必要な人間など一人もいはせん。それを不必要だと言うのは、己れのわがままだ。 ・・・ 痺れた・・・ 十分だぜ・・・ さすが軍曹・・・ ... 続きを読む »
以前の巻で脇役だと思った人物にスポットが当たって思いがけない一面を見せたり、ヒデさんの思いも寄らない過去が明かされたりと予想もしなかった展開だった。
普段はただの競馬好きのだらしのないおっさんなのにいざ敵の組に乗り込むと一気にカリスマ性全開任侠の男になるピスケンが一番好きだな。
5代目襲名を拒否してオーストラリアへ逃げたけれどマリアさんとの今後が気になります。
1,2巻のどたばたという印象が強くって、3巻への魅力が薄かったんだけれども、読んじゃおうと手に取る。
あらーー、こんな3人だったかしら、と新しい印象を持った。軍曹の育ったバックグラウンドと今の家族の裏の顔を知り、人間離れした軍曹が人間らしい純粋な人に見え、気の毒に感じた。ピスケン、マリアがそばにいて本当良かったじゃん。照れなくっていいのに。広瀬、悩んできたんだろうなぁ、好きな親父と母親に対し暴力を振るう親父の狭間で。
全体的に女の存在がないがしろにされるというか、お世話係的にしか描かれず、不浄とまで言われるのは悲しい。
どんな男も不浄な母がいないと生まれないってのに。
この人の本を読むと男になりたかった、と思うんだ。
きんぴかシリーズ完結編。
3冊目となると流石にちょっと飽きてくるけど、
それは単に1日1冊で3日間ずっとよんでたからかもしれない。。。
銀座の差し押さえ高級ビルを拠点に、人助けというかドタバタを
ずっと繰り返してきた3人も、最後にやっとそれぞれの道をゆきます。
ちょっとまて、その道でいいのか?ってのもあるけど…
ラストがしんみりです。
個人的には福島さんの
「青は進め、黄色は注意して進め、赤は命がけで進め」
が一番ツボでした。
ピスケン、軍曹、ヒデ。三人の悪漢たちの最後の活躍。
「砦」で人生のつかの間の時間を共に過ごした三人はそれぞれの人生へと帰って行きます。
その後の彼らがとても気になる、続編が読みたくなる作品でした。
個人的には「裏町の聖者」がよかったです。
文句なしの面白さ。流石は浅田氏、稀代のストーリーテラーだ。 三巻全篇を通じて笑わせていただきました。爆笑も幾たびか。 しかし、笑いながらも何故か悲しい。切ない。このあたりが浅田氏の真骨頂である。主人公のピスケン、軍曹、ヒデさん、そして、脇役の血まみれのマリア、緒方清は常識から外れている。はっきり言ってバカである。それも底なしのバカである。少しでも利口ならそんな生き方はしない。 損... 続きを読む »
きんぴかシリーズ最終巻。まあ…ちょっと終わり方がなし崩しのような感じがしたけれど、この三人組には一番ふさわしい気がしなくもない。ほろ苦い終結だが、彼らの人生はこれからも続き彼らの信念を守って生きていくのだろうと思えた。面白いシリーズだった。

ヒデさんも尾形医師も不器用だけど
ものすごく素晴らしい人である。
その二人に愛された奥さんはとても幸せな「ハズ」なのに、
それに気付かない、気付かせないのが浅田先生の技。
やっぱり私は軍曹が好...





