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みんなの感想・レビュー・書評
龍臥亭事件という作品が自分のなかで大好きで、思い入れの深い作品なのは、石岡さんが、事件を解決したいと深く願い、他には誰も頼れないとなんとか自分の頭で必死に、本当に必死に考え、推理し、ボロボロになりながらも、事件の謎を解いていく姿が描かれているから。
御手洗潔という超人の活躍をその傍で振り回されながら見守るしかない石岡さんの姿はそこにはなく、必死な凡人のもがきが私の心を打ちました。
霧のなかの幻想的な舞台にて行われる犯人との格闘、そして終幕、石岡さんの手による真相披露が描かれる第12章からエピローグにかけては、御手洗シリーズ屈指の名シーン名場面の連続でした。
長かったなー
読んでる間に間延びしてしまった。
本格は長すぎると謎に対する情熱が薄れていくと感じた。
半分は、津山事件のノンフィクション。犯人の名前とか、事件の経過は事実だと途中で気付いた。
津山事件をそのまま題材にして書かれた大作。 下巻は序盤の終わりから終盤始めまでは、この事件の内容に重きを置いている。 これまでの御手洗作品は比較的現代っぽい、外国っぽい香りがするのに対して、この作品はかなり「和風」であるように思います。 ぱっと見は横溝正史風、かつ江戸川乱歩で、でもやっぱり「島田荘司節」炸裂。 更に作中でも頻繁に使用される方言が(やや広島よりではあるものの)やはり地元人... 続きを読む »
通常の御手洗シリーズよりも結末がわかりやすい。(いろんな意味で)石岡くんだけで大丈夫なのかな?と思ったけれど、最後まで一気に読めました。
長かったです。
それにつきますね。
この作品は無理に真相を暴こうとしても
無駄骨になる作品なので
おとなしく読んだ方がいいですよ。
しかし、とある多人数殺人事件は
悪しき習慣の蓄積だったんですね。
確かにあの人は鬼畜だったけれども
よく読むと無関係な人には
鉄槌を落とさなかったのです。
そう、落としたのは
けなしたものだけ。
そして現代の犯人に関しては…
一番悲しい事実が出てきましたね。
そして真相部分にも悲しいものが…
皮肉にも…
御手洗なき事件でしたが
なかなかおもしろかったです。
石岡くんのリハビリ?だけど、最後まで読んでるとなんだか切なくなってしまった。石岡くんなりに一生懸命な解決しようとするその姿に思わず、頑張れと応援しながら読んでいました。
ようやく読み終わった。上巻読了からざっと4週間掛かったな。約1ヶ月とも言うな。あまりおもしろくはなかったな。でもこの先「吉敷竹史シリズ」ってのには手を出して行きそうな気がしたな。もっとも強く思ったこと!わたしは、この物語に登場するJR姫新線には出張のときに何度も乗ったことがある。もちろん具体的に実在するまちの名前がでているわけではないし、それとなく特定できないような設定にはなっている。でもそれでも... 続きを読む »
あまりに有名な、現実に起こった「あの事件」をモチーフとした作品。これは超大作。なんといっても「龍臥亭」が凄すぎる。これはぜひ、訪れてみたいような館だなあ。
密室?トリックもさながら、動機には唸らされたなあ。ひとつひとつは単純そうに思えても、複雑に絡み合った様がなんともいえず魅力的。後半に入ってからは一気読み間違いなしの作品。しかし御手洗……あの電報だけで解れってのはあまりに酷な話でしょう(笑)。
ちなみに個人的には、見立て殺人?のユーモアがかなり好きだったりも。この解釈にはかなり笑えた。だから鳥の絵だったのか……(爆笑)。
御手洗潔シリーズ。(?)
今回は石岡和己が探偵役です。
御手洗が石岡に優しい手紙を出しています。
そこも結構重要な見所ですヨっ!!
お話し自体は津山三十人殺しが題材になってます。
調べてみるとかなりそのまんまです(笑)
相変わらず上下共分厚いですが、
私は面白くてサクサク読めました。
石岡探偵も結構様になっているのでは??
御手洗シリーズ。といっても御手洗は出てこなかったけど。相変わらず分厚いけど、特に下はあっという間に読めた。
援助交際が大々的に取り上げられていた矢先に犬坊里美と石岡くんの恋愛要素を描く辺り、何気に時代に迎合している要素も描いている島田荘司の抜け目のなさと、御手洗からの手紙が冴える一作。<BR>
歴史モノに逃げると作家は才能の虎穴を囁かれるけれど、私としては、その虎穴の象徴が犬坊里美って気がしないでもない。<BR>
ラストシーンの印象も含め、面白かった今作を最後に、ここで私は以降の長編作品には手を伸ばさなくなった。






