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みんなの感想・レビュー・書評
玉石混淆。初っ端の『別れてほしい』で心を鷲掴みにされてうきうきして読み進めようとしたのだけれど、すぐに飽きてきてしまった。発想は悪くないとは思うのだけれど、文章にメリハリがない気がする。意図的な構成もあざとい感じがして好みではない。
どれもが女性主人公の話ではあるけれど
等身大の女とか、意外な人間性とか、
そんな普通の言葉で語れない話もあったぞ・・・
女の念というのでしょうか?
それも怖い方の念ですね。
「レター」だけは別物って感じでホッとしたけど
「別れてほしい」の主人公が怖すぎ!
強かというレベルを超えている。
キツネを連想しましたよ。
尻尾が9つあるキツネね・・・
してやったりと思ったのも事実だけど・・・(^◇^;)
短編なんだけど、1個づつそれだけの話でも有りだと思った。
解説も共感出来たし。
また永井さんの本を読みたくなった。
専門家でもないので断言はできないけれど、
短編にお手本があるとしたならこの作品はまさに、それなのではないかと思う。
登場人物はみな、女性。
美しいフライトアテンダントだったり成功しつつある写真家だったり主婦だったり。
そこに揺らぎが起こり、あるいはさざめきが起こされ、日常が一瞬で歪む。
歪みのもとはいつでも男性であるのがほろにがい説得力をはらむあたり、さすがのするみ節。
永井するみさんは2冊目ですが、これも「ひねり」が利いているというか、懲りすぎないどっきりというか、面白いですね。いずれも女性が主人公で、主に恋愛にまつわる嫉妬から犯罪がおきるわけですが、単純なミステリー分野にも収まらず。短編で似たテーマなのに工夫されていて飽きもこないし、ほんと不思議な?作家さんです。
◆別れてほしい
◆耳たぶ
◆十三月
◆レター
◆銀の墨
◆マリーゴールド
◆プレゼント
◆落花
◆振り返りもしない
以上9つの短編集。全て女性が主役。
ちょっとミステリちっくだったり、女性の恐ろしい本性が書かれていたり、作風としては好み。どれもわりとおもしろかったし、読みやすかった。この中だと【別れてほしい】が最も印象に残っている。
いつも他人のものばかり欲しがる幼なじみに悩まされ続けたOLが、最後に打った手は…?恋にも仕事にも疲れ果てた女性が、地下鉄で見かけた華やかなビジネスウーマンの後をつけ、見てしまった“素顔”とは…?天使なんかじゃない、等身大の女性たちが、ふとしたことから事件に巻き込まれ、意外な人間性の断面をのぞかせる。鮮やかな描写が心を抉る9つの物語。
本作品で初めて読みましたが無難に読めました。少し怖めな感が良かったですね。
天使なんかじゃない、等身大の女性たちが、ふとしたことから事件に巻き込まれ、意外な人間性の断面をのぞかせる。鮮やかな描写が心を抉る9つの物語。山本文緒が同じようなテーマで作品を綴ってましたが、永井するみの方が圧倒的に面白かった。
タイトルと、帯の「ヤな女」の一言に引かれて手に取った作品。どんなに恐ろしい女性が出てくるかと思ったら・・・ちょっと拍子抜け?ミステリーやサスペンスに慣れてしまったのか、これくらいならそんなに怖いと思わなくなってしまいました。だけど「女の怖い部分を書いた作品集」だと思わずに読むと、読後感すっきりで気持ちいいんですね〜。女性の深慮遠謀をめぐらす性質が、方向を変えれば「レター」のような作品になる。家庭とキャリア、両方への憧れが「マリーゴールド」の始まりに結びつく。でも男性が読んだ場合はどうなんだろう?やっぱり女は怖い、と思うんでしょうか。

してやったりっ!ニヤリ♪となったあとにくる
大どんでん返しに、女は怖いね~と思いました(笑)
「やな女」はどちらかわからないぐらいに
同じ女として、怖かったです。
たおやかに、したたか...





