虹色のヴァイオリン (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737429

感想・レビュー・書評

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  • 爽香、31歳になるが、相変わらずくず男吸い寄せパワーがハンパじゃない。ただ、この巻のくず男度は少し低かった。また、赤川さんの結末の付け方がこれまた相変わらずだけどすごい。この間で河村刑事は少しは前に進めるのだろうか・・・

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳

    「本当ね。いい友だちにまさる財産はないわ」

  • 杉原爽香シリーズ第17弾。
    面白かったです。
    充夫は相変わらずクズだなぁ…

  • 今回は母娘の話が軸になる展開。様々な状況の中で娘を守るためにそれぞれの母親が思い悩み決断をする。
    今では考えられないが隣人に対してあまりにも不用心であり、その結果さらわれてしまうのはどうかと思うが、河村と佐藤の因縁がよく分からないし、何故出所したばかりの佐藤が殺し屋に狙われているのかもよく分からない。
    殺し屋:中川が今後爽香の味方になるのか敵になるのか不明だが、登場させるならもう少し背景の描写があっても良かったのではないだろうか。
    10才上のクズ兄貴が何とも許しがたくなってきている。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    新しい高齢者用住宅の準備計画“R・P”の中心人物として活気ある毎日を送る爽香。しかし、兄・充夫の借金癖には悩まされ続けていた。一方、河村の愛人・志乃の隣室に引っ越してきた“佐藤”という男は、一見善良そうだが!?また、爽香の秘書・麻生が車で怪我させてしまった少女が突然映画デビューして!?事件に仕事に息つく間もない爽香が大活躍の大好評シリーズ第17弾。

    令和2年1月14日~15日

  • 河村の娘の爽子がヴァイオリンを習い始めます。大きくなりましたね~一方で河村の愛人の志乃の隣室に佐藤という男が引っ越ししてきます。この男が問題で、周りを巻き込んでいきます。この巻で果林とも中川とも出会います。私は密かに果林ちゃんを応援しています!がんばれ!この巻も登場人物の男がしょうもなかったです。傷つけられた女の方から身を引くなんて許せない!爽香も苦労が絶えないですね・・・・

  • 爽香の秘書と、河村が昔捕まえた犯罪者の元妻との恋話を軸に、映画と音楽に純粋に頑張る子供たちの姿を重ねて描かれた良品。

  • 爽香シリーズ第17弾。杉原爽香 31 歳の冬。新しい高齢者用住宅の準備計画“R・P”の中心人物として活気ある毎日を送る爽香。しかし、兄・充夫の借金癖には悩まされ続けていた。一方、河村の愛人・志乃の隣室に引っ越してきた“佐藤”という男は、一見善良そうだが……。また、Pハウスの入居者で女優の栗崎英子の仕事先で、爽香の秘書・麻生が車で怪我させてしまった少女が突然映画デビューして、女優の栗崎英子が……。河村刑事が愛人にがっかりした。

  • 爽香の活躍に対して,ふがいない男性陣。
    なんで、もっとしっかりしないのだろう。

    たしかにヴァイオリンはでてくるが、虹色にはみえなかった。

    刑事のふがいなさが一番腹が立った。
    愛人に子供をつくっておいて、安全を考えないなんて。

    かっこいい女性ほど、まわりになさけない男が集まるのだろうか。

  • 【解説】 藤田香織

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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