枕絵 吉原裏同心(七) (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334740887

感想・レビュー・書評

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  • 今回は汀女さんも同行して白河への旅に。
    ここのところ完全な悪役ではなく、仕事として幹次郎を襲う役割を与えられながらも、どこか清々しい武士道を持った強敵が現れる。
    彼らを完全に倒してしまうのではなく、命を奪わずに後々仲間となるような存在になったら良いのになと思いますが、残念ながら左吉以降はなかなかそういう人ご出てこない。

  • 女を喜ばせる術にたけた悪のからくり職人のあとは、またも旅に出る幹次郎。今度の旅では汀女を伴い、白河まで定信の側室を迎えに行く旅だ。

  • ラストで

  • 吉原裏同心7巻目。
    全巻とやや似ている吉原の外に行く編。
    でも今回は嫁の汀女姉さんも一緒にワイワイと、とはいかない。
    玉菊灯篭の話もサラーっとありつつで。
    しかしながらやはり幹次郎強いなー
    仲良しの勘吉さんも無事所帯を持ち子どもも出来て良かった。
    (前回はどうなることかと思ってたけど)
    老中の松平定信さんとこの側室であり
    元吉原の禿だったお香さまを守るためまぁ今回もなかなか必死なわけだけど
    無事で何より。
    まだまだ続く。

  • 12月-1。3.0点。
    吉原裏同心第7弾。松平定信のお膝元白河。
    側室お香の方を迎えに、幹二朗と汀女が旅に。
    お香は定信の幼馴染み、吉原にも縁がある女性。
    田沼派の攻撃も。
    いつもの感じとは違い、旅もあり。
    定信、お香は今後も出てきそう。

  • 前回は信州、今回は陸奥白河まで出張。
    行く前に玉菊灯篭の話や甚吉の婚姻話もあって、残りのページ数でちゃんとたどり着くのか?と思ったくらいです。
    今回の旅には汀女も一緒。幹次郎と二人一緒だとあてられますね、絶対。

  • 吉原裏同心(七)

    幼馴染甚吉の結婚。
    からくり提灯師の殺人。
    定信の側室「お香の方」の江戸への旅。

  • 今作も、歴史の流れをうまく組み込んでいる。
    田沼意次失脚後、松平定信と懇意になることに成功した吉原会所は、定信から地元・白河に残した側室お香を江戸へ連れ戻す密命を受ける。
    幹次郞は汀女とともに白河へ。

    行きも大変だが、帰りはもっと大変。刺客との闘いもバリエーションに富み、楽しめる。
    お香様も魅力的な女性として描かれていて、関わりは次作へ続くものと思われます。

  • 今回も、幹どの!カッコいい!(*´ω`*)
    おはつさんの、元亭主のひどい話から、甚吉さんとの祝言
    陸奥白河からお香様を江戸まで連れてくる あいだ、怪しい女六十六部の一団に襲われたりしながら 旅をする。
    吉原会所は、今日も忙しい!

  • 悪人とはいえ、人死に過ぎ!

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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