しまなみ幻想 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741181

感想・レビュー・書評

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  • 広島県尾道と愛媛県今治を瀬戸内の島々で結んだしまなみ海道。その来島海峡大橋から飛び降りたという母の死に疑問を持つ少女・咲枝。平塚亭で、彼女と知り合った浅見光彦も、その死に疑問を抱いた。母親は殺された?しまなみ海道を訪れた浅見は小さな探偵団を結成し、咲枝とともに調査に乗り出す。美しい海と島を舞台に、浅見光彦が活躍する旅情ミステリー。

  • 最後まで丁寧に書かれていて、読後とてもスッキリしました。
    浅見光彦の魅力が発揮された話でした。

  • 6月-23。4.0点。
    二年前に自殺した女性。娘と浅見が、真相を探る。
    面白かった。ラストはホロリとさせられた。

  • しまなみ海道は本当に綺麗で広くて、のんびりしていて良い場所でした。この場所を知る教えてくれた小説に感謝します。日本の穴場を小説で知ることができて、便利です。

    軽くて、怖い描写はない。風のように軽い。

  • 過去の殺人事件に疑問を持った主人公らはしまなみ街道と東京を行き来し解決を行う。←普通のミステリーです。
    最後の解決方法がやや強引。たのしめるミステリーかと。

  • しまなみ海道の来島海峡大橋から飛び降りた母の死の真相を知りたいと思う少女。
    その少女と浅見光彦が出会う。
    テレビの鑑定番組とからめて、犯人をあばく。

  • 2007/9/30

  • 面白かったです。浅見光彦シリーズです。しまなみといってもほとんど愛媛県の話でした。広島県民としてはしまなみイコール広島県なので、ちょっと納得いかない・・・って、まあ小説とは何の関係もないんだけどね(笑)

  • 未読

  • 本州と四国を結ぶしまなみ街道ができてたことによる光と陰。すっかりさびれてしまった陰の部分で、老舗に嫁いだ女将が借金苦に自殺。自殺に疑問を抱く娘と浅見光彦が事件の真相を追う。<BR>
    最近の浅見ものは、社会派とでもいうべき、事件の背景に大物がいて、結末もウヤムヤにされてしまうものが多かったので、これもてっきりという先入観で読んでいましたが、純粋に(といってもTVの人気番組と関連して想像させられてしまう面はあるのですが)犯人探しを楽しめるお話でした。<BR>2006/11/25

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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