春風を斬る 御算用日記 (光文社文庫 り 3-24 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334742379

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  • 御算用日記シリーズ5巻、幕府御算用者の今回の潜入先は仙石藩。正月の門松すら買えず手作りでいびつな物という有様の貧乏藩に生田数之進と早乙女一角が潜入し藩財政を破綻させた真の原因を探る。数之進の姉三紗が初めて食べ比べで負ける。屋敷では藩主・忠輝が姿を現さず、鳥を飼育していて異臭が漂っていました。藩主の行方と、江戸の町を騒がせる「髷切り魔」の正体、錯綜する謎を数之進の千両智恵が解いたとき…。前作から続く尾張家の陰謀に薩摩藩も加わりシリーズ読みとして楽しめました。今回は主人公数之進の優しさが際立ちました。 

  • L 御算用日記5

    4作目を飛ばしてしまったが、姉妹の生業が若干変わっていた。
    数之進ら幕府御算用者が命を狙われるようになったり数之進を婿にという札差が出てきたり。
    クライマックスはあっけない。

  • 御算用日記⑤
    仙石藩
    猫 木鶏 白い金糸雀(かなりあ) えびす猫

  • 難解すぎる漢字や語句に注釈がついていればなあ。しかし表記のミス、事実関係の矛盾はいけません。

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著者プロフィール

東京都両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説、警察小説を発表する。著書多数。

「2023年 『公儀鬼役御膳帳 連理の枝 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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