鵺女狩り (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743307

感想・レビュー・書評

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  • 他のシリーズとはずいぶんと色合いが違うシリーズです。
    最初のうちは「このシリーズにしてはおとなしいなぁ」という展開で、どちらかというとほのぼのしていたのですが、敵が出てきてからは、「どこの山田風太郎さんで?」って感じです。
    普通の時代劇を期待して読んではいけませんね。(^^;
    これまで以上に飛ばしまくりの後半でした。
    悪くはないけれど、佐伯ファンの人にはどうなんだろう?(^^;

  • 獲物は、「鵺」 を操る刑部鵺女。鵺(ぬえ)は、顔が猿、胴体は狸、手足は虎、尻尾が蛇という伝説のキメラ怪獣です。佐久間象山が老中・真田幸貫に「海防八策」を上申した)を基に、その前に 「海防会議」 があったとするフィクションからストーリーが組み立てられています。このシリーズは、荒唐無稽な話が多いですが、私は好きです。今回は、残念ながら説明文が多く、文体(会話)もいつもと違っているような気がしました。おこまさんが出ないのは寂しいです。

  • 5月-2。2.5点。
    狩りシリーズ。
    鵺女とか、妖怪のたぐいが出てきた。
    うーん。微妙。

  • 鵺って、本当の生き物?

  • なぜ鵺…と思わなくもないけど、やっぱりこのシリーズは旅してこそですね。

  • 父と遍路旅。

    夏バテぐったりのあかがまた可愛い…。遍路旅ではじーさまばーさまの代参で笈摺着込んでいつも以上に大活躍。
    鵺にカノン砲撃つときの「自らは足元のあかの耳を塞いだ」が妙にツボ。

    ってあかの話だけなのか?(笑)

  • いつも通り。ちょっとオカルト風味。

  • 少し不思議な幻惑される作品
    山田風太郎の作品にも香る、不可思議な妖怪モドキが出ます(笑)
    前回読んだ、忠治狩りの前に読むべきですが、作品は一作一作が
    独立しても面白く書いてあるので・・・ま、いいか
    親との和やかな旅のシーンがいいです♪

  • 初版本

  • 2008年1月23日読了。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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