十津川警部「オキナワ」 (光文社文庫 に 1-101)

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  • 光文社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334744168

感想・レビュー・書評

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  • 沖縄出身者として一言。
    那覇市内に自宅と職場がある若い女性が、名護市内の民謡酒場にひとりで行くなんてほとんどない(笑)
    酒飲んでどうやって帰るの?
    バスはないし、タクシーならめちゃくちゃ高いしw
    こればっかりが気になってストーリーが全く頭に入ってこなかった。
    他にも不自然な所が多々気になった。
    沖縄の何を取材するとこうなるんだろう?

  • タイトルの通り沖縄がメインの舞台という事で、十津川警部達はどちらかと言えば脇役で、沖縄県警や比嘉みどりの方が主役っぽい印象を受けた。
    実際の沖縄とは乖離のある部分も幾らか見受けられるようですが、物語である以上は現実とは似て非なるものとして受け止めた方が良いのかな?と思います。
    巻末には作者様へのインタビューも載っていて、盟友である山村美紗さんとの約束とか、人事院時代の仕事内容とかの話しが知れて面白かった。

  • 西村京太郎作品は、初期の作品を、数冊しか、読んだことがなかったので、氏の代表作である、十津川シリーズも、読んでみようかしら、ということで、手に取りました。
    読み始めて、真っ先に思ったのが、

    読点、多い。

    ってことだったんですけど、本レビューも、それに倣って、読点多めでお届けしております←

    読点、多いな〜、ってことと、「那覇在住の女性がわざわざ名護まで飲みに行く」という不思議な設定、「ゆいレールの窓が開いちゃう」という現実に即していない設定に、吃驚してしまって、内容はあまり、覚えておりません。

    十津川警部シリーズなのに、十津川警部、あまり登場しないんだな。むしろ、推理もほとんどしてないな。

    米軍基地問題に、触れてると思いきや、そうでもないな。

    ってことくらいでしょうか。

    もしかしたら、読点多くて、文節が短く区切られてるっていうのは、電車の中とか、規則的に揺られて読む時には、いいのかな?←苦

  • 内容が薄くてスリルもない。十津川警部が何の仕事もしてないし、いとも簡単に自白で事件が解決する。
    嘉手納基地のそばにあるコザとあるがコザの一部に基地があるのです。
    モノレールの窓は開きません。 地位協定は早急に見直しましょう。

  • 2008.5.20 初版1刷 ¥571
    東京で殺された男が遺したダイイングメッセージ「ヒガサ」。沖縄に多い「比嘉」姓が捜査線上に浮かび、十津川は、那覇空港に降り立った。美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、いまだ戦後を生きる「オキナワ」。米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た!巻末に、光文社文庫百冊突破記念特別インタビューと、全著作リストを収録!

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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