シートン(探偵)動物記 (光文社文庫)

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著者 : 柳広司
  • 光文社 (2009年3月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334745592

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シートン(探偵)動物記 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 小学生の頃読んだ「シートン動物記」、そのシートン先生が探偵役という設定に引かれて読みました。
    当時一番印象に残った”狼王ロボ”の話が最初にあって、他の作品もそうなんですけど、面白さより懐かしさの方が大きかったですかね。いや、面白くないわけではないですが。
    動物の習性を観察するところから事件の真相に辿り着くという、ミステリーとして微妙な話もありますが、動物好きな方には楽しめる本と思います。

  • 4話目くらいで飽きた、読み進めるのがつらい。ほのぼのミステリ好きにはおすすめなのかもしれない。

  • 図書館で。
    シートン動物記は小学生の頃よく読んだなあ。主に姉が良く借りてきていて。でもロイヤル・アナロスタンは忘れられない(笑)。ウチの半野良でも試してみたいといつも思う。
    ああ、そういえばこんな話だったなあというのを思い起こしつつ楽しく読みました。

  • 元ネタがわかる人のほうが面白いかもしれない。

  • 面白い!
    思わず原作(?)のシートン動物記が読みたいです!

  • D機関シリーズや「トーキョー・プリズン」は非常に面白く読んだため、期待値が高かったんだが、それだけに…。

    さすがに「謎解きはディナーのあとで」程とは言わないが、ミステリー好き、動物好きを自任する身として、それぞれの小編をハイクオリティな作品として存分に楽しんだ、とはちょっと言い辛い。
    語り手を務める新聞記者とシートン翁の一連のやりとりも、"お約束"に至るまでに昇華はしておらず、若干スベッている印象だ。

  • 面白い!シートン動物記に掲載された逸話の 裏側に潜むミステリアスな部分を小説として 再構築。シートンを探偵に見立てるアイデア に脱帽~。

  • シートン動物記というのが、本当にシートンだとは思いませんでした。
    面白くてあっという間でした。
    違う角度のシートンを垣間見れました。
    一冊だと物足りない感じで、もっと読みたくなります。
    内容的に、続きは出ないでしょうけど。

  • 自然と動物を限りなく愛するシートンの元に取材にやってきた新聞記者。彼は、ずっと昔、シートンの書いた動物記を読んで非常に腹を立てた、数少ない子供だった。そして、そんな子供を、シートン氏は心から嬉しく思っていた・・。

    この小説の中でたびたび出てくる事柄に、表と裏があります。ひとつの出来事が、体験した人の見方、考え方によって、まったく異なる事を教えてくれます。一番驚いたのは老婦人を黙ったまま泥水に何度も突き飛ばした言う若者の話し。これは、本編とは関係エピソードでしたが、私の中では強烈に印象に残りました。

    もちろん、本編のどのエピソードも魅力的で斬新で、あっという間に読み終わってしまいました。新聞記者の読者が、「早く続編を!!」という気持ちがよく分かります^^

  • 動物記の二次創作のノリで読める短編連作。探偵役はシートン先生。動物の生態に関する知識と優れた観察眼で、人間界の事件も解決に導いていく。

  • 小学生の頃に夢中になって読んていだ『シートン動物記』を動物中心の物語ではなくてシートンの方に視点を変えて人間が絡んでくるちょっとしたミステリー風味な感じがとても個人的に好きでした。原作の内容にしっかり沿って居るものの、著者の感じたこと、考えたことが自然と織り込まれて居て、『シートン動物記』の新しい見方が出来ました。『シートン動物記』を読んだことのない人には、原作はどんな物だろうと云う興味を抱かせ、原作を既に読んでいる読者にはまた読み返したいと云う気持ちを思い起こさせる。特に『カランポーの悪魔』の話は大好きで『狼王ロボ』のロボの素晴らしさを思いだし、そして冒頭の「あなたはひきょうものです」という言葉は私が読んでいた時に思っていたことだったので同じように感じた人が居た、という強い共感も感じました。子供時代に何度読んでもワクワクした『シートン動物記』が長年愛されていることを強く感じることが出来る素敵な作品だと思います。

  • 一応ミステリに分類しちゃったけど、実際は微妙。柳さんらしい作品ではあると思う。

  • (収録作品)カランポーの悪魔/銀の星/森の旗/ウシ小屋密室とナマズのジョー/ロイヤル・アナロスタン失踪事件/三人の秘書官/熊王ジャック

  • あのシートンが、動物の習性をもとに事件の謎を解いていく連作短編。シートンの自然に対する思い入れの深さが存分に伝わってきたが、何より昔、初めて狼王ロボの話を読んで泣いたことを思い出し、シートン動物記をまた読み返したくなった。事件自体は人間がからんでいるし、複雑でもないが、動物記の系統が好きな人ならきっと楽しめると思う。

  • 着眼点が毎度のことながら凄いです。
    知識を自分の物にしている著者が格好良い。

  • シートン動物記を探偵話に仕立て直した連作。
    解説者は、シートン+ホームズと言っているが、シートン老人と記者たる「わたし」のやりとりは、半七捕物帳や三浦老人昔話の雰囲気にすごく似ている(特に後のほうの話)。
    シートン話をネタとして利用しているだけでなく、著者のリスペクトが伝わってくるのも好感。

    解説は、短編(しかもミステリ)なのにあらすじなんか書かんでほしい…。それより、元ネタがどのくらい生かされていてどのくらいフィクションなのかとかを解説してほしいよ。

  • 子供のころから動物好きだったのに、しかも読書好きでもあったのに、なぜだか読んでいなかった「シートン動物記」。
    たぶん、人間が狼を捕まえるとかなんかそんな感じが嫌で読んでいなかった模様。(昔は、大変心やさしい動物好きだったみたい。いや、今もだけど)

    どうも、「まっとうな自然の結果として残酷な結末」が耐えがたかったみたいだわ。
    我ながら、なんていい子だったんでしょう!

    さて、今回読んだこの作品は、普通に楽しんで読むことができました。
    柳さんのお話、初めて読んでいたんだけど、実は途中まで翻訳された外国の本かと思っていました。
    なんだか、言い回しとか、雰囲気とが異国の感じがして。

    それぞれの動物が活躍し、結局は人間が犯人という結末にも満足。

    「シートン動物記」も読んでみたい思う作品でした。

  • シートン+ホームズ!
    最高です☆

  • 柳広司お得意の実在の人物と架空のミステリを混ぜちゃう作風。
    面白いんだけどやっぱりこの人は1900年代中ごろの話を書かせた方がいいと思う。トーキョープリズンと新世界、読みなおそう。

  • シートン動物記を下敷きにした探偵物。シートン氏の推理はシャーロック・ホームズのようです。
    野生動物の話がほとんどですが、ネコの話もあります。

  • シートン動物記のパロディ。
    新聞記者のインタビューに応え、シートンが過去の事件の裏話を紹介するスタイルで話が進んでいく。

    おなじみの狼王ロボやニセ高級猫ロイヤル・アナスタシア、賢いカラスのシルバーブレッドなどの登場に、幼い頃夢中になってシートン動物記を読んだ人なら皆、懐かしさにニヤリとしてしまうところ。
    原作の間に事件を差し込み、それの犯人が実は動物たちだったというミステリィ仕立てになっている。
    原作の雰囲気を壊さず、新たに動物たちの魅力を伝えている手腕は見事。
    シートン動物記を読んだことがない人でも楽しめるようにできている。

    短編集なので旅のお供に最適だな、と思いつつ読むバスの中。

  • シートン動物記で有名なあのシートンが探偵役。
    新聞記者である私に語るエピソードという形式。
    じつは動物たちが事件を解決した?!といった趣向になっているのがとても楽しい。
    「カランポーの悪魔」は狼王ロボが殺人の濡れ衣を着せられそうになった話、「銀の星」はキラキラする物を集めるカラスが関わった盗難事件、「森の旗」は貧しい家に飼われていたリスが関わった…ねたばれになるので書けません。読みやすく、ポイントを押さえてあって、いい感じです。
    2006年5月発行。
    シートン動物記は子どもの頃に熱心に読みましたが、じつは内容をほとんど覚えていません。
    哀しい部分が多いので、記憶から抹殺してしまったようなんですね。

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