- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334748388
作品紹介・あらすじ
幼くして養父母を亡くした奈津江は、実姉と名乗る祭深咲に伴われ、実父が経営する施設"祭園"に引き取られた。そこに暮らす訳ありの少年少女たち。廃屋と化した"廻り家"と呼ばれる奇怪な祈祷所。得体の知れない何かが棲む黒い森…。奈津江の出生の秘密が明かされるとき、惨劇は幕を開ける-。閉鎖空間に渦巻く怪異と謎を描く、"家"シリーズ三部作最終章。
感想・レビュー・書評
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途中からジュブナイルホラーとして読んだが、こんな聡明な6歳いるかー おーい
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エンターテイメントなちょいオカルトミステリー。怖くはない。面白かった。
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『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★☆☆ 9
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★☆☆☆ 4
「人物」★★★☆☆ 3
「可読」★★★☆☆ 3
「作家」★★★★★ 5
【尖鋭】★★★★☆ 12
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》65 C -
家シリーズ三3部作最終章!……と言いながら、話自体はつながっていない。そして今回は全然怖くなかった。おそらく最初から仕掛け部分のほうが強めに出ていたせいだろう。何より、こんな6歳いるの?というくらい、子供が賢い(笑)。
正直、死んでしまった人たちの存在意義が疑問に感じられるほど薄く、彼らでなければならなかったという必然性を感じない。というか、狐がだんだんどうでもよくなっていく展開はどうなんだ(苦笑)。
3作の中では一番物足りない印象になってしまったのがとても残念。 -
ホラーが読みたくなる季節になってきたので、手に取った家シリーズ3弾目。
…全く怖くない!ミステリ色強め。
更に割と早い段階からオチが読めてしまい、かなりションボリな一冊となってしまった。
ガツンとくるホラー求む。 -
話の流れとかは家シリーズのなかではあんまりだったような・・・
ホラーを楽しみたいなら凶宅、ミステリーなら禍家、キャラを楽しむならこれ。
ミステリー好きな人ならこの人めっちゃ怪しい思っちゃう人がすぐに一人。
展開がむちゃぶりーと思う前半。
???「勘のいいガキは嫌いだよ」みたいな。
最後が一番すき。主人公の女の子よりも相方の男の子の方にすごく惹かれる。
あの子最強やんけ!
色々とわからない点もある。最初の祠で救ってくれたものの正体、名前だけあって中身がないファイル。 -
狐
幼い少年少女の冒険