キッチンぶたぶた (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 624
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748838

感想・レビュー・書評

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  • テッドはぬいぐるみのくせして金髪ギャルと不埒なことをしてましたが、ぶたぶたさんも負けていません。

    美人の奥さんとの間に2人の娘までもうけてます。もちろんぶたぶたさん以外は皆人間。

    人間とぬいぐるみ…どういう仕組みで…
    キッチンやまざきでぶたぶたさんが腕を振るう料理は美味しそうだし、ぶたぶたさんは可愛いのだけれど、どうもこの作家さんの文章構成に馴染めないかも…

  • ■書名

    書名:キッチンぶたぶた
    著者:矢崎 存美 (著)

    ■感想

    久しぶりのぶたぶたさん。
    今回はキッチン(レストラン)編です。
    特筆すべき点はないし、展開は基本同じ(悩みを持つ主人公登場→ぶたぶたさんで出会い→
    ぶたぶたさんに驚く→少し前向きになる)なのであれですが、相変わらずの安定度で
    安心して楽しめます。

    なんか、文字に疲れたり、小説読む気になれない時とか、この本を読むと他の本に
    また手が出るようになる感じ。
    それぐらい読みやすく分かり易い本です。

  • 洋食屋さんを営むぶたぶたさんとお客さんの物語。
    どの料理も美味しそうで食べたくなった。

  • 久しぶりのぶたぶたさんシリーズ。
    かなり前の作品なのだが、読んでいなかったので、今回読んでみた。
    相変わらずほっこり。。

    ナポリタンと、メンチカツが食べたくなった。。
    お腹すいた。。(笑)

  • 洋食屋のぶたぶたさん。特別何かいい話がつまっているというわけではないのだけど、ほっこりする。お味噌汁を出汁からとって作ってみようかなと思った。

  • 見た目は可愛い豚のぬいぐるみ。だけど奥さんも子供もいるキッチン山崎の料理人(豚?)のぶたぶたさんのもとに訪れる人々の短編集。
    このシリーズを読むのは初めてだったので、最初はぶたぶたさんのサイズ感とか頭に思い浮かべるのに苦労しましたが、最後の方にはすっかりぶたぶたさんを受け入れている自分がいました。
    話の一つ一つは大きなパンチがある物語ではないので、ハラハラドキドキしたい人には向いていないかも。私は鼻が臭いのお話が好きでした。

  • ぶたぶた用に足場が組まれたキッチンで軽快に料理する彼を愛でたい!プリンが食べたくなっちゃった

  • ぶたぶたさんが、今回は洋食屋さんで、美味しい定食からプリンまで作る何とも美味しそうな話。火を使って近付いてたら焦げたりとかしそうですが、器用に作ってるんでしょうね。そんな可愛らしく動くぶたぶたさん、ほんとどこかにいませんか。日々の殺伐とした空気も一瞬で無に帰しますきっと。お話は、入院中に店を見つけてはまってしまう女の子。弟が姉思いでとても素敵です。二つ目は毎日同じ繰り返しの中ですべてが無味乾燥になってしまったサラリーマンがそのことを自覚するきっかけを得ます。三つ目はプリン好きなOLはやっとこさありついてどはまり。四つ目は正体を知らないままぶたぶたさんを探すことになり、やっと判明して、からかわれつつもぶたぶたさんのファンとなります。もうすっかり有名(人?)ですね。

  • 高校3年生の由良(ゆら)は、幼い頃から心臓が悪く、入退院を繰り返している。いつになったら普通の暮らしができるんだろう……。ある日、「体に悪いもの」を食べに病室を抜け出した由良。そこで出会ったのは、小さな体でフライパンを振る不思議な生き物(?)の姿だった(「初めてのお一人様」)。心優しき料理人・ぶたぶたが、周囲の人々に温かな波紋(はもん)を拡げてゆく4つの物語。

    鼻が臭いがけっこうおもしろかったと思う。

著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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