美女と竹林 (光文社文庫)

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著者 : 森見登美彦
  • 光文社 (2010年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748951

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美女と竹林 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 森見登美彦氏は、作家として行き詰まった場合の布石として竹林業界へ進出してみようとし、まずは同僚の鍵屋さんの竹林を刈ることにします。

    登美彦氏はこの竹林伐採を題材に文章を書こうとしますが、実際には全然伐採していません。文章では、MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)の最高経営責任者として活躍するなどの妄想がはてしなく拡がっています。竹林を題材にしてよくここまで書くことができるなあと感心しました。竹林伐採はほとんどしていなくても、一冊まるごと竹林に関することが語られており、竹林への愛を感じる作品でした。

  • 軽い文体が最高✨MBCに入りたい。
    妄想であって、かつ、れっきとした小説に完成されてるんだよなー!

  • とぼけた感じのストーリーが好み。中2病にニヒルを加えたようなひねくれた感じは自分のキャラクターにもなにやら相通じるものを感じたりしながら読ませてもらった。やはり森見作品はキャラクター設定が絶妙なんだと思う。

  • 竹を刈るような刈らないような、そんな感じの森見さんのエッセイ。
    森見さんの竹林に対する愛が伝わってくる。
    けれども、やっぱり阿呆な話。
    夢の中の鍵屋さんの御尊父との対話はとてもオモシロおかしかった。
    全て森見さんの妄想のような気がしてくるが、読んでて楽しいからそれもあり。
    「机上の竹林」はちょっと欲しい。
    MBCの崩壊まであと一年、果たして竹がブームになるのか。
    妄想がたくましいお話。

  • 森見登美彦氏の自伝的小説らしい。美女と竹林が等価交換の価値だというヘンテコな理屈でつけられたタイトルかと思われる。これまたヘンテコな小説だなあ・・・と思わせてくれるのは、やはり森見登美彦さんですね。

  • カリスマ竹林経営者を夢見る森見登美彦氏の妄想エッセイ。
    へなちょこなんだけどプライドだけはやたらに高い登美彦氏と親友の明石氏が、視察に来た編集者たちが、鬱蒼とした竹林に立ち向かいます。なぜ男たちは竹を刈るのか?そもそも本当に竹を刈ったのか?

    ぐだぐだでロマンもへったくれもなく、こじつけで大団円にしてしまう話だけど、森見氏が書くからそれも許せてしまう。
    竹博士・上田弘一郎先生の著書『竹と人生』の「夫婦和合のみちと紛争を解決するコツ」の一文も素晴らしい。

    妄想万歳!
    21世紀は妄想の時代じゃき。
    諸君、妄想の夜明けぜよ!

  • 妄想に富んだ人、文章が好きです。
    森見さんの妄想力すごい。
    途中からエッセイなのか、小説なのかわからなくなった。

  • 最高でした。
    エッセイともあって、非常に読みやすく、面白く楽しく読めちゃいました。

    森見さん好きとしては、たまらん一冊の一つです。

  • 壮大な屁理屈プラス妄想である。
    実のないことしか語れなくなる呪いをかけられているらしいので、しかたない。教訓を求めてはいけませんね。
    結局登美彦氏は竹を刈ったのか。刈って竹林成金になれたのか。最後まで読めばわかります。ジョニーも出てきます。
    オモチロかった。鍵屋さんのご母堂がすてき。
    机上の竹林(フラスコ内で培養したミニチュア竹林)ほしいなあ。

  • 登美彦氏がとっても愛おしいのでよんでみて、とこないだから知人に言ってまわっている。

  • 閑話を楽しむ話。本題とは外れたままどこまでも疾走(失踪)していくさまが面白い。奇抜な発想や妄想は森見作品の特徴であるが、本作はエッセイの形態をとっているため突き抜けているところも爽快だ。小説はまとまりを持たせるためにどこかでブレーキをかけるため、こうはいかない。

    森見作品の独特な文体は、初めの頃は物珍しさからよみ進めるが、どこかで飽きがくる。
    …というのが今までの所感であったのだが、本作では、軽快なホラ話や冗句に結び付けられるその文体に知らず虜になっていた。

  • 森見ワールド全開?!独特の空気感が素敵。エッセイというか妄想というか…かなり変わった本だった。雑誌の連載ということで一気読みしない方が楽しめると思う。中身はない、が、そこもまた良い(?)

  • グダグダな内容をエンターテイメントにまで昇華させる職人芸に脱帽。

  • オモチロイ。笑
    笑った。

    多分、登美彦氏の作品を読んでからの方が
    面白い気がする。
    「あー、この人があの小説を書いたのかー。
    よぉわかるわー」ってなる。

    本上まなみさんがどれだけ好きかも伝わってきた。笑

    それから、あとで鍵屋家に読まれるであろうに
    よく自分の心情をこんなに正直に書くなーと思った。
    有名な作家であるはずが、
    全然偉く見えないぞ!笑
    そこが愛くるしい!!笑

    私は竹を切ったことがないから
    機会があれば是非ノコギリでギコギコしてみたい。

  • すごく疲れた。森見さんの本はこのようなエッセイ(妄想か!?)であっても気分が乗ってこの人のテンションについていけるときでないと読破できない。いったん休憩すると2カ月くらい戻れない。しかし面白かった。特に内容はない。私もシャーレで竹を育てたい。ただそれだけ。いやー疲れた。大好き。

  • 森見登美彦のダメ人間さ加減に笑う。
    ただ内容は…

  • 実に無益なエッセイであった。もちろん褒め言葉である。

  • 240~256頁が面白い。
    オチもしっかりしている。
    のんびりした独特な世界観がすき。

    アイデアは竹林の奥深くにあるから見えにくい、しかしつねにそこにあります。我々はただ拾い上げるだけで良いのです。

  • エッセイ。筆者の作品をいくつか読んでると現実と空想の境目がわからんでもない。ある意味いつもどおりで安心する。

  • もはやジャンルですらエッセイなのか小説なのかわからないけど、森見登美彦って何が面白いのって聞かれればもはやこの本を差し出すのが一番なのではないかと思うほどとりあえず面白い。

  • 最近はゆっくり本を読む時間もないと思っていたのに、3日程度で読んでしまいました。
    ちゃんと意欲が高まっていればいくらでも読書の時間が取れるんだなぁ。
    作者の妄想が面白く、いつまでも終わらずに続けば良いと思った作品だったけれど、森見ファンでない人が読んでも楽しめるのかは謎。

  • なかなか面白かった

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美女と竹林 (光文社文庫)の作品紹介

「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金!MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周…。はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。

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