鈍色の家 (光文社文庫 ま 17-1)

著者 :
  • 光文社
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749583

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新刊が出たら欠かさず読んでいる松村さんのミステリーです。

    最近女性作家によるミステリーやホラー小説が少なくなった感があり残念に思っていましたが松村さんの描くどこにでもある日常の中に潜む人間心理の恐ろしさには相変わらずゾクゾクさせられます。

    最後の結末まで目が離せない展開になっていて面白かったです。

  • 人々の生活が淡々と進む中で、善意と悪意が交錯し、少しずつ変わっていく……。決定的な盛り上がりがないだけにリアルな、家族の物語。

  • 松村比呂美『鈍色の家』読了。母の亡くなった親友からの手紙には、「義母を殺した」との告白が。その親友の束縛から解放されたことで人生の歯車が少しずつ前向きに動き出す。でも、本当に義母を殺したのは彼女なのか?最後の最後まで、読み飛ばすことなくどうぞ。

  • すべてにおいて半端かな。
    それがリアリティあると言えば言えないこともないけど
    う~ん。
    ちょっとみんな良い子過ぎる気がしないでもないような。

    感想書くほうまで歯切れが悪くなるようなお話。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

松村比呂美福岡県生まれ。二〇〇五年、オール讀物推理小説新人賞最終候補作二作を含む『女たちの殺意』でデビュー。主な著書に『キリコはお金持ちになりたいの』『終わらせ人』『怨み忘れじ』『幸せのかたち』『黒いシャッフル』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松村比呂美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×