奥方様は仕事人 (光文社文庫 り 3-33 光文社時代小説文庫)

著者 : 六道慧

• 光文社 (2011年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[kazuさんの感想 · 2014年5月27日]

六道慧さんの「御算用始末日記」に次ぐ二つ目のシリーズ。今回は剣術小町と称されるほどの武芸の腕前を持つ八丁堀同心の妻・留以、奥方様の主人公に対し、姑や小姑が「御算用始末日記」の二人の姉さまに変わる構成で、折り合いに四苦八苦する様が面白い。元仕事人の下男夫婦が怪我をしている所を助けた留以が、両親を殺めた夜盗への復讐心から両親の仇討の為に仕事人になったという。1巻は留以が知り合った菩薩先生と慕われている女医者に絡む騒動を描く。

[chifuyukさんの感想 · 2013年4月21日]

御算用日記の六道さんの新シリーズ。

誰かが書くだろうと思ってたけど誰も書かなかったので書いたと云う、必殺仕事人中村主水の女版。

設定面白いし、話もそれなりに面白いんだけど、ちょっと文章がうっとうしいところがあるかな。

もう4作目まで出てるそうだけど確かに次を読みたいとまではならなかった・・・

[Hankacho(評価せず感想のみ)さんの感想 · 2013年1月14日]

Ｌ 奥様は仕事人１

タイトルからして想像がたやすい内容。ひと昔の時代劇なら人気がでそうな夫が頼りなくそれを支える妻のおしどり夫婦的な。さらに姑と小姑でお腹いっぱい。ついでに三姉妹には辛い過去が…ってどこまで盛りますか。ゲップ出そうよ。内容は薄っぺらくもないのになぜこうも軽いのか…。ありがちな話だからか？一気読みできなかったのもそのへんに原因かしら。

[suy-c-kさんの感想 · 2012年5月17日]

内容は面白いが文章技量としては向上の余地ありか。再読したい、続編がどうしても読みたいという心境にはならない。

[しのりさんの感想 · 2012年3月31日]

ハラハラドキドキ感が全くない。

[yagihiroshiさんの感想 · 2012年1月8日]

暇つぶしには良いがのめり込む程の面白さには欠ける。まさに女性の筆致の文章に優しさが有るのがこの種の物語には欠点と言える。

[ぐんさんの感想 · 2011年8月10日]

160　8/11-8/12

著者プロフィール

東京都両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説、警察小説を発表する。著書多数。

「2023年 『公儀鬼役御膳帳　連理の枝　〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」