菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)

  • 224人登録
  • 3.68評価
    • (14)
    • (20)
    • (25)
    • (3)
    • (1)
  • 21レビュー
著者 : 赤川次郎
  • 光文社 (2011年9月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749934

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 年に1冊、登場人物も読者と同じ年齢を積み重ねていくシリーズ第24作。

    赤川作品は、ここ数年、このシリーズしか読まなくなってしまいました。

    老舗ホテルのベテラン支配人がリストラされるという、身につまされる出来事が殺人事件にまで発展。
    男女関係の節操の無さが定番だったんだが、今回はさほどでなかったのが救いではあった。
    とはいえずいぶん粗削りなストーリーだったの感。

    赤川さんも、もういいお年なのかなぁ・・・と思ってしまった。

    (2011/10/4)

  • 元ホテリエとして、この犯人の態度にはムカムカした。
    ーーー
    旧知の大女優・栗崎英子が八十歳を迎え、爽香もパーティを手伝うことに。だが、会場に予定したホテルKではリストラが実施されていた。ベテランホテルマンの戸畑から薦められたSホテルでの打合せ。爽香に同行した戸畑の部下・岡野道子が失踪! さらには、兄嫁・則子を追ってきた男が、爽香をつけ狙って……。登場人物が読者と共に年齢を重ねる人気シリーズ!

  • シリーズ第24弾!この1冊だけでたくさんの新しいゴタゴタが・・・読んでいく中でどんどん残りのページ数も少なくなっていき、解決できるのか!?と思っていましたが、次巻に持ち越し(?)のゴタゴタもあります。巻追うごとに忙しくなる爽香。ついに自由自在に涙を操ることもできるようになっていました!(驚き!笑)個人的にはリン山崎と舞はこれ以上爽香・明男夫婦の中を壊さないで欲しいです。登場人物みんな爽香に頼らずにしっかりして!爽香が倒れてしまいます・・・

  • 一年に一度の再会。

    レビューはブログにて。
    http://ameblo.jp/minori-0325/theme12-10032961603.html

  • 終了予定の年齢を大幅に超したためか、当初のプロットの細かさよりもかなりアバウト感が出て、無理矢理話を終わらせている感が強い。

  • ホテルマンの戦いを軸に、忙しすぎる爽香に迫る心の隙間。
    殺人はまた安易に発生しているけれど、複数のストーリーがうまく噛み合っている。

  • 毎年読んでいるつもりだった杉原爽香シリーズを1作飛ばしていることが分かったので早速読了。最新作を読んで「いつの間に?」と思ったことの辻褄が合ってすっきり。こうして見ると、1作単位の物語よりも1冊の単位を超えて続く登場人物間の人間関係に比重が移っていることが改めて実感される。この群像劇の何に結末を求めるのかが最後の謎。

  • 配架場所 : 文庫
    請求記号 : BUN@913@A105@3
    Book ID : 80600040143

  • そろそろ爽香にも落ち着いた幸せが巡ってきてもよいのではと思うけれどうまれついての貧乏性だからますます苦労を背負い込んじゃうんだろうなあ

  •  毎年出るたびに、主人公が一つ歳を取るという作品。
     最初の物語である「若草色のポシェット」のとき、主人公は15歳。私は14歳だった。あれから主人公は38歳、私は37歳…。

     この本を読むたびに「私も歳を取った…」と思う。
     主人公やその周りの話しが、だんだんと「若くはない」話しになっていくたびにそう思う。

     この作品が出るたびに「今度は主人公はどのような不幸にあうのか…」などと“期待”してしまうのだ。仮に事件が一つも起きず、主人公がハッピーな一冊が発刊されたら「ミステリーなのに犯罪が起きないなんて!!」というまっとうな理由ではなく「爽香がなんの苦労していないなんて!!」という理不尽な感想を述べてしまうだろう…。


     だが、私も主人公も不惑の年が近くなり、そろそろ主人公が落ちついて幸せになる話しがあっても良いのではないか?と思い始めている。主人公は多くの人から信頼を受けている。これで「犯罪にさえ巻き込まれなければ」幸せになるに違いない。となれば、主人公を不幸せにしているのは読者なのだということになり、長年の読み手としては実に複雑な気分にさせられるのだ。

     おそらく私と同じ歳の人間が、今読み始めたならば軽い小説だと思うだろう。決して親近感を感じたり、底から何かを得たりはするまい。だが、私がこの作品に寄せる思いは、単なる小説の一作品への感想ではなく、20年以上見守ってきた友人の感想となっているのだ。


     だから、このレビューはあてにならない。誰に対しても参考にはならないレビューである。

     だが、そういう小説を待っている気分も良いものだよ。と、そう思うのだ。

全21件中 1 - 10件を表示

赤川次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)を本棚に登録しているひと

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)はこんな本です

菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)のKindle版

ツイートする