菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749934

感想・レビュー・書評

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  • 年に1冊、登場人物も読者と同じ年齢を積み重ねていくシリーズ第24作。

    赤川作品は、ここ数年、このシリーズしか読まなくなってしまいました。

    老舗ホテルのベテラン支配人がリストラされるという、身につまされる出来事が殺人事件にまで発展。
    男女関係の節操の無さが定番だったんだが、今回はさほどでなかったのが救いではあった。
    とはいえずいぶん粗削りなストーリーだったの感。

    赤川さんも、もういいお年なのかなぁ・・・と思ってしまった。

    (2011/10/4)

  • 24作目。特に新しいコメントもない。追いつくまで読むぞ~

  • 読みやすくて面白いのは前提として、今作は雑な部分が目立つかな~。もう少し細かい部分も欲しいかも。

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳

    以下本文より
    「いい仕事をすれば報われる」もいう考え方が古くさいのだろうか。

    「 男性で定年まで勤めていた人は、あんまり『人から習う』って経験をしていないの。教えてくれる『先生』に対して、凄く偉そうにしたりする人がいるのね」
    「ご主人は、どこへ行っても『俺がトップ』でないと気に入らない。そういう人に、カルチャーへ通えと言っても、難しいわね」

  •  

  • 旧知の大女優・栗崎英子が八十歳を迎え、爽香もパーティを手伝うことに。だが、会場に予定したホテルKではリストラが実施されていた。ベテランホテルマンの戸畑から薦められたSホテルでの打合せ。爽香に同行した戸畑の部下・岡野道子が失踪! さらには、兄嫁・則子を追ってきた男が、爽香をつけ狙って……。登場人物が読者と共に年齢を重ねる人気シリーズ!

    令和2年1月31日~2月1日

  • 主人公強いなと思った

  • 元ホテリエとして、この犯人の態度にはムカムカした。
    ーーー
    旧知の大女優・栗崎英子が八十歳を迎え、爽香もパーティを手伝うことに。だが、会場に予定したホテルKではリストラが実施されていた。ベテランホテルマンの戸畑から薦められたSホテルでの打合せ。爽香に同行した戸畑の部下・岡野道子が失踪! さらには、兄嫁・則子を追ってきた男が、爽香をつけ狙って……。登場人物が読者と共に年齢を重ねる人気シリーズ!

  • シリーズ第24弾!この1冊だけでたくさんの新しいゴタゴタが・・・読んでいく中でどんどん残りのページ数も少なくなっていき、解決できるのか!?と思っていましたが、次巻に持ち越し(?)のゴタゴタもあります。巻追うごとに忙しくなる爽香。ついに自由自在に涙を操ることもできるようになっていました!(驚き!笑)個人的にはリン山崎と舞はこれ以上爽香・明男夫婦の中を壊さないで欲しいです。登場人物みんな爽香に頼らずにしっかりして!爽香が倒れてしまいます・・・

  • 一年に一度の再会。

    レビューはブログにて。
    http://ameblo.jp/minori-0325/theme12-10032961603.html

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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