野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)

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制作 : Jack London  深町 眞理子 
  • 光文社 (2007年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751388

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 伝説の狼王バックの数奇な運命を辿る小説の旅。
    余計なエピソードや描写が多く、またバックがあまりにもスーパー犬なのにはちょっと鼻白むところもあったが、ここまで犬視点で物語を構築した手腕はさすがです。

  • 【本の内容】
    ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯。

    ここでは犬橇が開拓者の唯一の通信手段だった。

    大型犬バックは、数奇な運命のもと、この地で橇犬となる。

    大雪原を駆け抜け、力が支配する世界で闘い、生きのびていくうちに、やがてその血に眠っていたものが目覚めはじめるのだった。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ゴールドラッシュ時代のアメリカで活躍するそり犬バックに焦点をあてた物語です。

    『もののけ姫』に出てきたあの白くて大きい犬を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。

    原書は1903年に出版されました。

    主犬公(?)バックの目から見た人間の愚かさや優しさ、当時の社会がうかがえる歴史小説としても読めます。

    1905年に発表された『吾輩は猫である』と比較しながら読むのも面白いかもしれません。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 児童文学のときには読む機会はなかったですが、
    大人になってから読むことができました。

    犬という生き物が使役として有用、という時代に
    「誘拐」されて使役されることとなったバックという犬。
    彼は、賢い頭脳と、勇敢な心を持っていました。

    持ち主が変わり、数々の苦難を味わうバック。
    時に、もう動けなくなるところまで
    いくときもあります。

    だけれども、彼はその精神で苦難を
    乗り越えます。
    そして、眠れる野性は、
    最後の主人の死によって解放されます。

    野性ってなんだろう。

  • 犬が次々と落伍しながらソリを引く話。最終的に野生に帰ったのか忘れたけどとにかく空腹や喧嘩などボロボロに次ぐボロボロで身体は意外にもつなと思った。気が触れた小型犬が印象的。

  • 何十年ぶりに新訳で。

  • まわりの声が聞こえなくなるくらい夢中になった。
    犬の野性について描かれているけど、
    これは人間にもあてはまると思った。
    自分の人生を超えた、血の流れ。

  • この小説を読んでいる最中、まず思い出してしまったのが「水曜どうでしょう」の企画のひとつ、ユーコン川160キロでした。ちょうどその近隣が主な舞台ですし、ユーコン川も何度か出てきますし。おかげで情景がより良くイメージできたような気がします。ですがこの作品は「どうでしょう」のようなユルさが魅力の番組とは対極の荒々しくて逞しい犬の物語でした。苛烈な環境の中で野生に目覚めていくバックの姿は、さまざまなものにすっかり飼い慣らされてしまった私の目には誇り高く、また、気高く映り魅了されました。

  • 野生のオオカミが、人間に飼われ、慣れていく話。
    ブルドッグと闘うシーンなど、昔読んだことを覚えている場面もあった。

  • NUMA BOOKSに選んで貰った1/12冊。
    ほんとは現代教養文庫、辻井栄滋訳のものなんだけどブクログでヒットしなかった。

    読み始めた時はどうしてこの本がわたしの元へ来たのかよく分からなかったけど、なるほど読み終わると気持ち良かった。

    本来というものは美しい、と思わせてくれる作品だった。
    野蛮に見えがちな野性をありのまま描いてなお美しかった。
    向かうべき到達点に見えた。
    題材が犬だったこともあるかもしれないけれど、ロンドンが書く人の本来についてもとても興味がある。

    小説だけでなく戦地ルポなども書いた人なのでいくつか作品を読んでみようと思う。

  • 動物が自然の世界に帰っていく(適応していく)姿。
    は、おもしろい。が、
    やはり訳書か、、、。

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野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)の作品紹介

ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯。ここでは犬橇が開拓者の唯一の通信手段だった。大型犬バックは、数奇な運命のもと、この地で橇犬となる。大雪原を駆け抜け、力が支配する世界で闘い、生きのびていくうちに、やがてその血に眠っていたものが目覚めはじめるのだった。

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)のKindle版

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