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みんなの感想・レビュー・書評
フランスの文人ジロドゥ(1882-1943)の手に為る恋愛悲劇、1939初演。フーケーの「ウンディーネ」を下敷きにしているが、ジロドゥの描く水の精は、この19世紀ドイツの作家のそれよりも、もっと奔放で天真爛漫で、魅力的だ。幾分砕けた躍動感のある訳文が、ジロドゥ作のオンディーヌの性格をうまく表現していると思う。僕はオンディーヌのこの口調が好きだ。 幼子のように裏表の分裂のない、"永... 続きを読む »
昔NHKで演劇の方を見て感動した記憶があります。
感動というか印象的と言ったが正しいかな。
後に、仏文学専攻でフランスの作品と知り縁を感じた作品。
文字で読んだことないので、読みたい。
一度絶版になったと聞いた気がしたけれど、また読めるのですね!
裏表紙の説明文には「究極の愛」とあった。異種婚姻譚という物語のパターン自体が究極の愛と結びつきやすいと思うけど、その中でも確かに「究極の愛」と呼ぶのにふさわしい作品だった。 あまりに純粋で偉大すぎる魂とあまりに卑小な魂とが惹かれあってしまったことがそもそもの悲劇の始まりなんだろう。 でも卑小な魂といっても、それは人として普通にもつ魂。人としてまともであるがゆえに、水の精オンディ... 続きを読む »
恋に落ちた水の精のお話。 新幹線の中で読む本を持っていき忘れたので慌てて選んだこの本。 最初は「この娘あかんわ!」と叫んでしまったくらいだったけど、読み進めるうちに夢中になった。
ジロドゥといえばルイ・ジュヴェで、解説にはジャン・ルイ・バローも登場するから、「映画に恋して」に配架。王妃に語るオンディーヌの言葉『そこでは最初にむかえた男が、つねにただひとりの男です。』と、ラストが哀しいですね。最初にベルトランに会えたらよかったのに。そうしたら、お話が成り立ちませんが。えっ、ハンスって自然を踏みにじる人類の代表なの!?
書店で見かけたときには驚きました。光文社さん、この作品の新訳とは!ジャン・ジロドゥの代表作ともいえる戯曲です。水の精オンディーヌと、騎士ハンスの恋物語。劇団四季のストレートプレイでも上演されていますので、ご存じのかたも多いかと思います。ファンタジーと片付けてしまったらそれっきりですが、よく練られた舞台と台詞です。バレエの「ジゼル」を思わせる森の奥が舞台となり、2人の恋が時に静謐に、時にドラマチック... 続きを読む »

「すごい残念。ぜったい好きになったんだけど!」がかなしい。





