カフェ古典新訳文庫〈Vol.1〉 (光文社古典新訳文庫)

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制作 : 光文社翻訳編集部 
  • 光文社 (2009年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751920

カフェ古典新訳文庫〈Vol.1〉 (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 039 図書館本

  • 食わず嫌いはもったいない。古典新訳を楽しみましょう。

    やはり『カラマーゾフの兄弟』である。光文社古典新訳文庫の名を一躍有名にして、議論を呼んで、でも確かに読みやすくて、ただし所謂“古典”の重みは感じなかったけど、でも面白かった。結局、読めないものはダメだと思うので、新訳は歓迎したい。自分の慣れた訳を愛するのと同じ次元で、みんなそれぞれにしっくりくる訳を選べるように願う。

    光文社古典新訳文庫に登板した様々な人の考えを読んで、どんどん読みたい本が増えてくる。すでに読んだものは「そうそう!」と嬉しくなる。原著で読めるのもいいんだけど、原著を読めない言語に関しては、読めないのが悔しい、それでも読みたい。素敵な日本語で読めるなら、原著で読めない悔しさも解消。素敵な日本語に助けてもらって、また楽しい世界を旅できる。

  • 光文社発行の新訳古典シリーズで活躍されている翻訳家さんたちの対談や、カラマーゾフのその後の空想、さまざまな作家の好きな本アンケートなどが載っている。

    「これから何読もうかな~」と考え中の人のヒントになる本です。

    光文社の古典新訳文庫が出てから、本当に古典が読みやすくなって、Good Job!!!って感じです。
    岩波だと、む~~~~って読んでたのが、サラリと読めるし、サラリと読めるからこそ、今一度岩波に戻って読んでも苦でなくなると。

    岩波との一番の違いは紙質だ!!
    おかげで?ちょっと岩波より高いけど、光文社古典新訳シリーズは全部そろえたいくらいおもしろい!!!

  • 対談を読んで、アンナ・カレーニナを読みたくなった。

  • 10月の5冊目。今年の177冊目。

    光文社後援の講演会などを集めた1冊。個人的にはどこにでもロシア文学が出てくるなーと思った。僕はあまりロシア文学を読んだことがないので、これを機会にしっかり読んでおこうと思いました。

  •  カフェーに集う人々。

     光文社古典新訳文庫の訳者対談、エッセイ、講演記録など、今回新たに訳された古典作品にまつわるエトセトラ集。
     タイトルにある「カフェ」とは、かつてのサロンを模したのか。知識人達が集まってあれやこれやと議論を繰り広げる場は好奇心がくすぐられる。

     この古典文庫との関係は無いが、本書の冒頭部で引用されている小林秀雄氏の文章を孫引用で載せる。
     「自分(文学志望者)は文学の世界から世間を眺めているからこそ、文学が出来るのだと信じている。事実は全く正反対なのだ、文学に何んら患わされない眼が世間を眺めてこそ、文学というものが出来上るのだ」(カッコ内は私の注釈)

     そういえば、最後の寄稿はどこぞの隠居作家かと思いきや、新訳文庫の表紙絵画家であった。やけに詳しいな、と思っていたがそれも当然。彼こそこの文庫を通しての一番の読者なのだから。
     いやはや、失礼いたしました。

  • 話題の古典新訳文庫の訳者たちが各々の分野で文学談義。以下、知り得た情報。『復活』以前のトルストイは面白い。イギリスにおいて長いことシェイクスピアは真面目な劇として受け取られてこなかった。ヨーロッパの源流は古典ギリシアではなく、ゲルマン文学である(シェイクスピアは後者の継承者)。それぞれ異論はあるだろうが。

  • 光文社が,古典の新訳シリーズを続けている。18世紀から20世紀にかけて、かつて日本の読書界を風靡した<古典>を掘り起こし,現代的な<新訳>で売ろうというもの。

     例えばゴーゴリの「鼻」。岩波文庫で読んだのは平井肇訳だが、光文社文庫の新訳は浦雅春。米川正夫訳ドストイェーフスキー「カラマーゾフの兄弟」の新訳は亀山郁夫。中村融訳トルストイ「アンナ・カレーニナ」は望月哲男。桑原武夫/生島遼一訳スタンダール「赤と黒」は野崎歓。中野好夫訳シェイクスピア「ヴェニスの商人」は安西徹雄訳。竹内好訳魯迅「阿Q正伝」は藤井省三訳。中野好夫訳ポー「黒猫」は小川高義訳。湯浅芳子訳チェーホフ「三人姉妹」は浦雅春等々。

     この新訳古典シリーズの宣伝版としての一冊がこれ。
    内容は,翻訳で世界の小説をどう享受して来たか,また新しくこれからは,という著名な小説家や翻訳者などのエッセイ。そして新訳者たちの対談、等等。

     外国語がわからないものでも、時代に依る翻訳の苦労や姿勢が垣間見え、そして青少年期に読みふけった、主として19世紀の翻訳小説が矢張り素敵で面白かったのだ、と回想に浸る<カフェ>だった。

  • 10059

    05/19

  • この「光文社古典新訳文庫」のシリーズが好きなので、番外編(?)の『カフェ古典新訳文庫』も読んでみました。
    対談が中心なので、さくっと読めます。
    この本の中で、話題になっている本がいろいろ読みたくなってしまい、積読が増えそうです…

    〈読了日:2010.2.12〉
    〈所在:図書館(067200902457)〉

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カフェ古典新訳文庫〈Vol.1〉 (光文社古典新訳文庫)の作品紹介

光文社古典新訳文庫では創刊以来、対談、講演、エッセイ、評論など、いわば「古典新訳文庫の衛星群」といえるものを生み出してきました。今回、この"衛星たち"が一堂に会し「新星」となって誕生しました!散歩の途中でカフェに立ち寄るように、気軽に手にとってみてください。

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