梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)

  • 84人登録
  • 2.90評価
    • (1)
    • (4)
    • (8)
    • (6)
    • (1)
  • 11レビュー
制作 : 後白河法皇  川村 湊 
  • 光文社 (2011年6月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752309

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「一週間のご無沙汰です。歌は時代とともに、時代は歌とともに。神仏讃えるその歌も、恋の謡へと変えましょう。平安時代の流行歌『後白河・歌のアルバム』、古人の思いを言葉にのせて...』そんなナレーションをつけたくなるような、思い切った翻訳の梁塵秘抄です。訳そのものは若干、悪乗りしすぎていたり乱暴な気もしますが、そのままでは硬く身構えてしまいそうな今様を身近に感じさせてくれます。昭和歌謡テイスト溢れるアレンジなので、若い世代には古臭く感じられるかもしれませんが、こういった試みは良いと思います。

  • 新書・文庫  911.63||ゴシ  

  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】図・3F文庫・新書 【請求記号】080||KO

  • 今風(?)な現代語訳で、楽しく読めました。オススメです!

  • 普通の訳で良かったのでは。

  • 訳者のあざとさすら感じる意訳に、正直言って楽しめなかった。
    中学の頃に読まされた橋本治の桃尻語訳もそうだけど、多分こういうのを受け付けられない気がする。

  • 有名ではあるが、「遊びをせんとや」以外の(ここに再録された)詩がイマイチ、かつ、ちょっと洒落て訳そうとした感じの訳も残念な感じ。(よい)原歌と堅い訳があればそれでいいのだが、両方共なかった。。。

    まぁ、結構エロいド直球なのもあるんだなってのは面白かったけど

    恋い恋いて たまさかに逢いて寝たる夜の夢は いかが見る
    さしさしきしと 抱くとこそ見れ

  • 多言語研究者の自由さに息がつける

  • 遊びをせんとや生まれけん
    戯れせんとや生まれけん
    遊ぶ子供の声聞けば
    わが身さえこそゆるがるれ

    で有名な『梁塵秘抄』の現代意訳付きの文庫。900年前の人間の思考法を知る上において、日本ほど豊かな文献が残っている地域は少ない。そして、苦しみ悲しみ喜びを表現し、生き生きと人生を謳歌している日本人の姿を見ると、過去の文献の存在価値がありがたくさえ思えてくる。

    原歌380
     遊女の好むもの 雑芸 鼓 小端舟
     大笠翳(かざし)艫取女(しもとりめ)
     男の愛祈る百大夫(ひゃくだゆう)

    これを読んで見ても人間が進歩したとはとても思えない。日本人の思考法はこの1000年不変なのだ。そういうことを知れるのが古典の面白さであり、偉大さである。
    またそれを編纂した後白河法皇に対する興味も沸くというものだ。

    本書の評価が☆2に過ぎないのは、意訳があまりに陳腐で古臭いからであり、『梁塵秘抄』の価値を下げるものではない。訳者が昭和歌謡が好きなのはよいが、もう完全に訳者の陳腐なオリジナルと化したポエムを読んで、『梁塵秘抄』の何がわかるというのだろう・・・。正気の沙汰とは思えない。

  • 現代語訳されたものがまた新訳で登場していたので、手に取ってみた。かなりの意訳である。
    「中世流行歌100選」と言われるとまた斬新な感じがして面白い。

    津島佑子「ナラ・レポート」で気になった歌、「恋しとよ君恋しとよゆかしとよ」も入っていて嬉しかった。

全11件中 1 - 10件を表示

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)の作品紹介

歌の練習に明け暮れ、声を嗄らし喉を潰すこと、三度。サブ・カルチャーが台頭した中世、聖俗一体の歌謡のエネルギーが、後白河法皇を熱狂させた。画期的新訳による中世流行歌100選!「わたしはバカな女です」「マリーのひとりごと」「わが子ゆえの嘆き」「も一度抱いて」etc。

梁塵秘抄 (光文社古典新訳文庫)のKindle版

ツイートする