高慢と偏見 (上) (光文社古典新訳文庫 Aオ 1-1)

  • 光文社
3.91
  • (40)
  • (65)
  • (33)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 629
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752408

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読むきっかけは、映画「ブリジットジョーンズ」が大好きで、そこに出てくるマーク・ダーシーが
    高慢と偏見のダーシー氏をモデルにしていると知ったから。
    終始、コリンファースのイメージで読み進めました。
    読み終わって思ったのは、いつの世も男はお金、女は美貌あってのことなのかなぁと。
    ダーシーはエリザベスの溌剌としたところなど内面に惹かれたことが強調されていたが、ジェインもエリザベスも美貌の持ち主。
    そしてコリンズと結婚したシャーロットは?
    それにしてもミセス・ベネットが恥ずかしく腹立たしい。
    あの母が育てたはずなのに上の娘2人はまともな羞恥心や優しさをもっているのが不思議。
    これも現代でもあることですね。

  •  初めて読んだ外国文学作品。横文字の名前になかなか馴染めず、苦戦しつつも読み進めた。
     エリザベスとダーシー、ビングリーとジェインのすれ違う恋が本当に皮肉たっぷりに描かれていて、途中で笑えるところもあり、まさに高慢と偏見に満ち満ちていたように感じた。エリザベスの母、ミセスベネットの物分かりの悪いところや、ミスタコリンズの求婚のシーンで行き違いが起きているところが馬鹿馬鹿しくも面白かった。

  • この時代に生まれなくてよかったと、仕事大好き人間の自分は思うのでした。
    感想は下巻で。

  • 人生が、お金と恋愛に収斂していて羨ましい。
    とも言い切れないか、それなりにたいへんそうだ。
    小尾さんも、もう80歳なんですねー。

  • 映画「プライドと偏見」の原作であり、新訳。
    この本を手に取り、原作が古典的な物語であると知った。
    映画自体もうあまり覚えていないため、比較とかもできないけれども。
    身分の違う男女の恋物語。もっと綺麗な物語かと思っていたら、
    皮肉交じりがすごい。
    主人公の女性の偏見が激しい。もう非難轟々。
    やや読みにくさはある。原作を生かしてか...。

著者プロフィール

ジェイン・オースティン(Jane Austen)
1775年生まれ。イギリスの小説家。
作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。
1817年没。

「2019年 『説得されて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェイン・オースティンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×