トム・ソーヤーの冒険 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752514

作品紹介・あらすじ

トム・ソーヤーは悪さと遊びの天才だ。退屈な教会の説教をクワガタ一匹で忍び笑いの場に変えたり、家出して親友のハックたちと海賊になってみたり。だがある時、偶然に殺人現場を目撃してしまい……。
小さな英雄たちの冒険を瑞々しく描いたアメリカ文学の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 同時期に新訳が出ると、どちらにしようか迷ってしまうよね。

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    「わんぱく少年トムを通じて描かれる、自由を求める心と冒険への憧れ、そして世界を見る無垢な目。アメリカで最も愛されている作家トウェインの半自伝的小説であり、少年たちの声が聞こえてくる翻訳。

    解説は都甲幸治さん(早稲田大学文学学術院教授)
    トム・ソーヤーは悪さと遊びの天才だ。退屈な教会の説教をクワガタ一匹で忍び笑いの場に変えたり、家出して親友のハックたちと海賊になってみたり。だがある時、偶然に殺人現場を目撃してしまい……。小さな英雄たちの冒険を瑞々しく描いたアメリカ文学の金字塔。 」

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「トム・ソーヤーは小さい頃から大好きです」
      私は恩師に色々詰まった話だからと薦められて、渋々手に取ったら、、、手放せない一冊になりました。
      ...
      「トム・ソーヤーは小さい頃から大好きです」
      私は恩師に色々詰まった話だからと薦められて、渋々手に取ったら、、、手放せない一冊になりました。
      「アラブの詩集も」
      大らかで素敵ですよ!
      2012/06/18
    • 777naさん
      素敵な先生ですね!私は祖母に買ってもらったよんだのが最初でした。ワイルドなおばーちゃん!

      西アジアの雰囲気は他で味わえない独特な感じがしま...
      素敵な先生ですね!私は祖母に買ってもらったよんだのが最初でした。ワイルドなおばーちゃん!

      西アジアの雰囲気は他で味わえない独特な感じがします。図書館で探してみます。
      2012/06/20
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ワイルドなおばーちゃん!」
      確かに!「トム・ソーヤ」を選ぶのは素敵です。「ハイジ」「小公子」とか選びそうなのにね。。。
      「ワイルドなおばーちゃん!」
      確かに!「トム・ソーヤ」を選ぶのは素敵です。「ハイジ」「小公子」とか選びそうなのにね。。。
      2012/06/22
  • 一章ごとが短いのもあって読み進めやすい。ペンキ塗りの話はなんとなく知っていたが、ちゃんと読むのは大人になってからが初めて。

    大人としてよんでしまったせいもあり、ポリーおばさんもベッキーのお母さんも振り回されて気の毒、トムはコロコロと気が変わりすぎ、少年たちが宝物にしているガラクタはちっとも魅力的じゃない、インディアンへのナチュラルな蔑視…といったところばかりが気になってしまった。

    インディアン蔑視を含め当時のアメリカ白人の他人種に対する見方が伺える。解説を読むとトウェインは白人社会に向けた怒りを導入していることに意義があるのではとあり、作者の意図がどうなのかはともかくそれは本書の一つの価値かも。

  • フェンスの塗装?辺りは賢い悪ガキって感がして面白いと思ったけど、それ以降は知ったかぶりのただのガキって印象。あまり惹かれなかった。

  • ワクワクする冒険談と軽妙な文章で一気読みしました。

  • ディズニーランドが大好きなのでトムソーヤ島の世界観を学びたくて読書。少年の頃、誰もが夢見る秘密基地での自由な暮らしの物語。きっと小学生あたりでこの本を読んだ少年はどハマりすることだろう。秘密基地は大きな川のほとりにあるため、ディズニーランドではトムソーヤ島だけではなくアメリカ川の景色もトムソーヤの冒険なんだと知った。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/742485

  • 「冒険」というタイトルではあるが、河の中洲に野宿をする、街外れの洞窟を探検する、廃墟に潜入するだとか、日常でありそうでない体験が子供の視点を通じて大きく描かれている物語なのかなと思った。街の荒くれ者が遺した財宝を見つけたあと、トムはみんなの注目、尊敬を集め、お金に余裕のある生活をすることに満足していた。一方でハックは上流階級の養子としての生活に嫌気が差し、元の家なしの自由きままな生活に戻りたがっていた。
    どちらの生き方がいいとはハッキリと言えないが、どちらも羨ましいと感じた。




  • まじでめちゃくちゃおもろい。興奮冷めやらぬすぎる。

  • 小さい頃に読んでいなかったものの、大人になってから見ると子どもの頃の冒険の感じとかわくわく感が懐かしく眩しかった。トムももちろんだけど、何にも縛られずに自由に生きているハックもとても眩しい。
    読後に何かを得られたり考えさせられたりというよりは、子どもの追体験というかそんな感じ。
    あとはディズニーランドに行きたくなった。笑。

  • 若干、トムのガキっぽさにイライラするけど、思い出してみれば、ああ、こんな時代が自分にもあったなぁと思い出して懐かしくなった。

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著者プロフィール

Mark Twain 1835年-1910年.
邦訳された自伝に、
時系列順に並べられている
『マーク・トウェイン自伝 〈上・下〉 ちくま文庫 』
(マーク トウェイン 著、勝浦吉雄 訳、筑摩書房、1989年)
や、トウェインの意図どおり、執筆順に配置され、
自伝のために書かれた全ての原稿が収録されている
『マーク・トウェイン 完全なる自伝 Volume 1〜3 』
(マーク トウェイン 著、
カリフォルニア大学マークトウェインプロジェクト 編、
和栗了・山本祐子 訳、[Vo.2]渡邊眞理子 訳、
[Vo.1]市川博彬、永原誠、浜本隆三 訳、
柏書房、2013年、2015年、2018年)などがある。



「2020年 『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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