- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334752729
感想・レビュー・書評
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有名なディストピア本の一冊を初読。本書を読んでいて思ったのは、自分はユートピア/ディストピア系の小説がたまらなく好きだなということ。本書は「1984年」とか「われら」に比べると、結構情緒的な側面に力点が置かれていて読後のしんみり感高い。
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ソローキンにも通じるナンセンス多めのディストピア小説。統制された機械的文明と、野生的で汚い従来の世界との対比なんて手垢がつきまくっているが、それを軽いスラップスティック調のドタバタ劇でうまく笑わせにかかっている。
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明るいディストピアな未来を舞台とした小説。ファスト消費、経済性、快楽主義を第一とする全体主義世界。1930年代に書かれたにも関わらず、ある意味現代社会を描いている様にも思える。著者による新版前書、解説なども必読。
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思想が荒削りな気がするけど面白かった
バランスの取れた生活をしたい -
階級社会を作るために、受精卵から操作され、条件付けされた人間を作る社会。
ディストピアなんだけど、その階級の人はその階級で幸せになるようにされているためなのか、そんなに不幸せそうには思えなかった。
居留地から来たジョンが、ほんとに辛いと思ってしまった。自分の気持ちとこの社会が全くあってなさすぎる、ジョンどうなってしまうんだろう。。。