アンティゴネ (光文社古典新訳文庫)

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著者 : ブレヒト
制作 : 谷川 道子 
  • 光文社 (2015年8月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753153

アンティゴネ (光文社古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

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  • とにかく読みやすかった。ソポクレスによるいわゆるギリシャ悲劇をブレヒトが改作したもの。ソポクレスよりもブレヒトが前面に出てきてプロットよりも脚色とコンテクストの部分が気になりすぎて、もう終わったの?ってなった。オリジナルを思い出せないので、そちらと比べてみる必要があるかと思っている。

    しかし解説にあったブレヒトの「異化効果」っていうポリシーは印象に残る。芸術を情緒的なものとしてではなく、理性的なものとして現実理解の橋渡しとして使う。というよりもそれが本来の芸術だといわんばかり。「異化効果」という言葉の使い方がいまいちわからないけど、要するにメタ視点のことを言っている。ここが源流かなと考えた。

    17.5.1

  • ところどころ、ほーって感じ。古典らしさもありながら読みにくいこともないし、良かった。
    解説については全然わからん。ギリシャ神話とか?演劇とかもっとたくさん読まないとわからないなと思った。!

  • ギリシア悲劇のアンティゴネをブレヒトが改作。
    エテオクレスとポリュネイケスの争いは戦場でエテオクレスの死を目撃したポリュネイケスが敵前逃亡して故国で罪に問われて埋葬を禁じられた設定でした。
    ヒトラーに追われてドイツを離れたブレヒトが独裁による法と人としてのあり方を問う作品に仕上げたように私には感じられました。
    解説が詳しく、こちらを読んでから再読するとまた深みが出ました。

  • テーバイの王クレオンが仕掛けた侵略戦争で、戦 場から逃亡し殺されたポリュネイケス。王は彼の 屍を葬ることを禁じるのだが、アンティゴネはそ の禁を破って兄を弔い、伯父クレオンに抵抗す る…。詩人ヘルダーリン訳に基づき、ギリシア悲 劇を改作したブレヒトの今日性あふれる傑作。

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