アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)

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著者 : ポー
制作 : 小川 高義 
  • 光文社 (2016年5月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334753313

アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 7つの短篇と2つの詩を収めた1冊。
    デュパンが登場する「盗まれた手紙」を読むのが目的だったのだけれど、同じく謎解きがおもしろい「黄金虫」も読みごたえがありました。

    本書前半に収められた作品はホラー要素が強いのですが、特に「ヴァルデマー氏の死の真相」のクライマックスは夢に出そうな怖さがありました。
    そもそも死の間際の人間に催眠術をかけてみよう、という発想自体、不穏な結果になりそうな予感に満ちていて、怖いもの見たさに引きずられるようにページを繰ったのでした。
    「大渦巻への下降」や「群衆の人」で描かれる、妙に冴えた観察者の眼差しも、少し怖い。

  • アッシャー家の崩壊の映像的な衝撃に恐怖を感じ、最後の黄金虫では不気味な中にどこか冒険めいた面白さが一番あった。

  • ホラーから推理物への流れで作品が配置されているので段々と読み心地が変わって行くのが面白く感じられました。
    『黄金虫』と『大渦巻への下降』の登場人物の思案する部分が読みやすく分かりやすかったです。
    『ヴァルデマー氏の死の真相』の死して死ねない不幸と悪夢になりそうな最後は怖かった…。

  • 短篇7篇と詩2篇の、古典新訳2冊目のエドガー・アラン・ポー。
    今回のお気に入りは、詩2篇「アナベル・リー」「大鴉」と短篇が「群集の人」と「黄金虫」。
    特に「アナベル・リー」、「大鴉」と「黄金虫」が好き。
    だけど、どうにも心に引っかかって気になってしまうのは「ライジーア」。
    「ライジーア」の美しい恐怖は“好き”と違う、何か引っかかる良さがあった。

  • ミステリー、ホラー色のある短編集

    ポーの作品は情景描写が目に浮かぶように繊細、精緻に書かれているので、感情を揺さぶられやすい。
    黄金虫のトリックも今となっては当たり前だが、当時に書かれたものとしては斬新だったのではないかと思う。

  • 思ったことだけ

    ヴァルデマー氏の症例
    催眠に関する物語の1つ。死者に催眠は有効かという議論。今やったら絶対医療倫理に反するだろう。早く死なせてくれという言葉が印象深かった。

    解説の"dissolution"をめぐる解釈がおもしろい。死と言うと簡単で、しかし物足りなさが半端無い。

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