海神の黄金 (光文社文庫 テ 5-5 密偵ファルコ)

  • 光文社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761226

感想・レビュー・書評

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  • 今回はミステリー仕立て。
    いや、このシリーズってミステリでしたね。

  • ファルコはローマに戻ってくるとミステリ度が高まるような。
    今回は殺人事件やら詐欺事件やら恐喝やら。犯罪以外にも亡き兄の周囲をとりまく謎に最後まで続くどんでん返しまであいまって、ミステリらしいミステリといえるかも。
    一方、これまであまり出てこなかったファルコ自身のファミリはどんどん表に登場。なかでもちょいワルな親父はなかなかの活躍ぶり。
    んー、31歳の男子としては(そして密偵のような不安定な仕事をしているわりには)家族離れができていないのが気になるが、それもまた本シリーズの魅力のひとつかも。
    ところで、本編とはかかわらないエピソードをひとつ。終盤、とある集団からあるものを探してもらえないかと持ちかけられたファルコ。結局は断るのだけれど、そのとき、思わず頭に浮かんだBGMは「インディー・ジョーンズ」のテーマ。…やっぱり古いか。

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