- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761455
感想・レビュー・書評
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シリーズ11は、殺人のないミステリー。
途中で真実は見えるのだけれど、その終わり方、納め方がよかった。さすがカドフェルさんです。 -
修道士カドフェルの第十一弾。
このシリーズでは、
移動が車がなくても、連絡が電話でなくても、
はたまた凶器が銃でなくても、
いらいらすることは無いのだが、
今回ばかりはイライラした。
多分、
隠された秘密がわかったのもあるが、
なんといっても、人が殺されなかったから。
前作で奇跡を起こした見習い修道士が重要な役割を果たしたり、
元愛人の修道女も重要だったし、
修道院にあるまじき修道士の話は「お話」としては面白かったけど、
ミステリーとしてはちょっと。 -
このトリックはどこかで読んだような…。いやいや、美しい献身に素直に感動。
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フェデリスの正体に気付いた時(相当遅かったけれど)不覚にもすごく感動した。こういう女性の生き方って今じゃあり得ないのだけれど、素晴らしいと思ってしまった。カドフェル・シリーズにしては異色作(殺人事件が起こらない)けれど、カドフェルならではの大団円で、大変よろしい。(2009-10-27L)
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修道士カドフェル・シリーズ11冊目
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この本のタイトルが好きなんです。非常に内容にそぐってて。修道院にやってきた、二人の修道士と行方不明になった女性。全ての秘密が明かされ読み終えたとき、タイトルの意味がわかるのです。
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自らが心を寄せる人への愛をどう表現し、どう貫き通すか。当時の修道世界の内側にくらくらする作品。