ハルイン修道士の告白―修道士カドフェルシリーズ(15) (光文社文庫)

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制作 : 岡本 浜江 
  • 光文社 (2005年5月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761530

ハルイン修道士の告白―修道士カドフェルシリーズ(15) (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どうにも、御都合主義というか、これはやり過ぎだろうという展開。
    うーん、シリーズ末期感を感じてモヤモヤしました。
    でも読んじゃいますが。

  • 事故で瀕死の重傷を負ったハルイン修道士は死を目前にして院長とカドフェルに告白した。18年前、身篭った恋人に堕胎を促す薬草を使わせたと。奇跡的に回復したハルインは、恋人の墓前で贖罪の祈りを捧げるため、カドフェルとともに娘の母のもとに赴くが、体よくあしらわれる。帰路、一夜の宿を求め立ち寄った荘園で事件が。年輩の召使いが死体で発見され、さらに荘園主の妹までが…。事件の裏にあるものは!?

    原題:The Confession of Brother Haluin (1988)
    訳者:岡本浜江

    現代教養文庫(1994.03)
    光文社文庫(2005.05)

  • 前半は退屈で、淡々と物事が運んでいきますが、後半にそれらが一気に結びつき関わり合い、真相が明らかになっていくという感じです。事件を解くカドフェルが探偵の役割を果たすものの、作品自体はあまり推理小説の雰囲気を持ってはいません。登場人物の多くが修道僧なせいでしょうか、宗教的色彩が濃く、私たちには馴染みのない言葉もよく使われています。それに恋愛的要素が強く、愛し合うものの引き裂かれる恋人たちが中心となっています。後半はおもしろく、あらゆる事実が絡み合ってくるので、しっかり事実を整理しながら読んだほうがいいですね。シリーズの途中にあたる話ですが、特に気にせず読めます。ごく一部分だけ、他の作品を読まないと分からないところはありますが。

  • (2010-01-30L)

  • 修道士カドフェル・シリーズ15冊目。

  • 実際に読んだのは現代教養文庫のほうなんですが、画像の出る光文社文庫版で。<BR>
    (06.3.6読了)

  • 修道士カドフェル・シリーズ 第15作

    1142年冬、シュルーズベリ修道院を大雪が訪れ、ある夜雪の重みに耐えかねて屋根に穴がうがたれた。急いで修理にかかった修道士たちのうち、ハルイン修道士が屋根から落ち、下半身に致命的とも思える重傷を負ってしまう。瀕死の彼はラドルファス院長とカドフェルに、18年前、仕えていたド・クリアリー家の娘バートレイドとの仲を裂かれ修道院に来たこと、そして身篭っていた彼女に堕胎薬を渡して、赤ん坊ともども死なせてしまったことを告白する。やがて、死の淵から蘇り、松葉杖の助けを借りて歩けるようになったハルインは、なんとしても恋人の墓前に額ずき贖罪せねば、とカドフェルに付き添われ、巡礼の旅に出た。難儀な旅の帰途、一夜の宿を借りた荘園で、ハルインは荘園主の妹の結婚式を司祭するよう求められるが、その夜、その妹に忠義をつくす召使が雪の中で殺された。老女の死の原因はどこに?18年前の苦しい記憶に今も囚われるハルインの過去との間に何かつながりが?カドフェルの洞察力が過去と現在をつなぎ合わせて・・・・・

    読み終えて誰より心に残ったのは、バートレイドとハルインを引き裂いたド・クリアリー家の奥方、アデレーズでした。
    今尚美しさの残滓を漂わせた、誇り高い老女。彼女こそがすべての鍵を握っており、最後には、自らの言葉で語ることを恐れなかった。
    「もはや逃げず、泣き言を言わず、言いわけもしなかろう。やってしまったことはやってしまったことであり、はっきりと宣言するだけだ。そしてそれを悔いているかどうかは、神のみが知るところである。」と描かれた彼女が、びんびん心に響いてきました。
    いつものように若い恋人たちも出てきますが、「どこにいても周囲の注意をひきつけずにいられない」アデレーズが魅力的な、私好みの一冊でした。

  • 物語自体は面白く読めたのですが、シリーズを通して同じ訳者にしてほしい。口調が巻によって違うのが気になってしかたがない。

  • ハルイン修道士が、大聖堂の屋根の修復中に転落事故に遭う。もはやこれまでという瀕死の重傷を負い、彼は過去の罪を告白する。奇跡的に回復したハルイン修道士は、告白した罪を償う為に、松葉杖をつきながら、カドフェルと巡礼の旅に出る。そこで出会う人々の複雑なつながり、恋愛、結婚、殺人・・・全てが修道士の過去につながり、最後は大団円。

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