夜明けのフロスト (光文社文庫)

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制作 : 木村 仁良  芹澤 恵 
  • 光文社 (2005年12月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761622

夜明けのフロスト (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • いろいろな有名ミステリ作家による、クリスマスにまつわる短編アンソロジーです。殺人事件ばかりではなく、獣医である祖父が孫娘に語って聞 かせる、ほのぼのとしたストーリーなども収録。しかし何と言っても、寡作で知られる、ウィングフィールドによる表題作『夜明けのフロスト』を読みたいがために、私は買ったのですが、これがもう、期待通りのお話で。相変わらず、フロスト警部のお下劣なジョークは飛び交うし、クリスマス・イブで人手不足の警察 なのに、事件は雪だるま式に増えていくし。中篇でも、長編での味わいはそのまま、十分に楽しめました。このお値段で、これだけ読めるなら、安いもの。三作 の長編しか出ていない邦訳全てが、いずれも人気の高いフロスト警部シリーズ。こまた、このアンソロジー には、ピーター・ラヴゼイのダイヤモンド警視の短編も収録されています。(読むまで気がつかなかった(笑))

  • 有名ミステリ作家によるクリスマス・ストーリー短篇アンソロジー。それぞれ、肩の凝らない気軽に楽しめる7篇で、あっというまに読める。そして、何といってもお目当ては、表題でラストの「夜明けのフロスト」でしょう。お馴染みのフロスト・ストーリーのよさが、僅か?100頁とはいえ、凝縮されながらもそれなりに味わえます。

  • いつものごとく、ハチャメチャなフロスト警部。
    いつものごとく、がけっぷちに追い込まれ、
    いつものごとく、セクシーな女性に目がハートになり、そして、いつものごとく、面白い。

    でもまだ事件が早めに解決したのは、クリスマスのおかげか。
    署長室から葉巻を盗んだのにフロスト警部なのに、
    貧乏くじをひくのはウェルズで可哀想。

    アンソロジーの中で、
    フロスト警部の話が一番面白かったが、
    他の作品も面白かった。
    2番目は「あの子は誰なの?」かな。

  • 短編推理小説。
    コナンの30分完結レベルのサスペンスストーリーが5本程度収録されている。
    1つ1つがとても短いので気軽に読める作品だが、最後はしっかり落ちがあるので、
    バランスはすごくいいと思う。
    さくさく読めるスピード感が好き。
    アメリカンテイスト全開の小説なので、日本人には賛否両論ありそうだが、
    個人的には嫌いじゃない。

    ただ、最後の章で出てくる「フロスト」という主人公は他の作品でも
    登場するみたいなので、その連続性があったら少し面白いかもと思った。

    とりあえず、また別の作品も読んでみようと思う。

  • 表題以外に6つ短編があるけど面白いのはフロストだけ。このおっさんのええ加減さ、人間臭さがタマリマセン。翻訳されてないのがまだ幾つかあるはずだけど、早く訳してよ、どこでもいいから!

  • 1月1日読了。クリスマスをテーマにした短中篇ミステリ7本を収録。雪に閉ざされた山荘、腹に一物ある客が集うパーティ、何が入っているか分からないプレゼントの山、予想外の訪問者・・・などクリスマスの夜というものはミステリ的事件が発生するのに相応しい舞台なのだな。相変わらずのフロスト警部がバタバタと活躍する表題作も楽しめるが、「あの子は誰なの?」が残す暖かい余韻が個人的には好み。なかなか面白かった。

  • 7名の作者によるクリスマスストーリーのミステリ・アンソロジー。


    私の好きなフロストが読みたくて探してみたら、
    この中編を出してるってことで、図書館で借りてみました。
    読み慣れてるってこともあるけど、
    やっぱりフロストの話が一番おもしろかったなー。
    いくつもの事件がどんどん起こって絡み合って、
    それをイヤイヤながらもどんどんとフロストが解決していってさ。
    いつもの長編じゃなくって、今回のような中編であっても
    構成うまいな〜、ってうなっちゃった。

  • クリスマスをテーマにしたミステリ短編集。
    表題作でもあるフロスト目当てに読んだけれど、収録作はいずれ劣らぬ逸品だった。
    ホック、ピカード、アリン、ヒル、マルジーニ、ラヴゼイと堪能させられて、なおフロストは強烈に面白かった。
    100頁ほどのなかにみっちりフロストワールドが詰まっていて、読み応えたっぷり。
    実にお得な1冊だった。

  • フロスト警部ものの短編が収められている、ということだけが理由で買った本だけれども、開いてびっくり、レジナルド・ヒルのダルジール、ピーター・ラヴゼイのダイヤモンドもの等も収載されていて、かなり得した気分。ほくほくしながら読みました。

  • 2005年発行。
    クリスマスを題材にした短編ミステリ7本を集めたアンソロジー。
    フロスト物は最後の中編だけですが、いつもの調子でなかなか楽しい。
    巻頭はレオポルド警部シリーズ。
    ダルジール物も入っていて、長編より軽めの顔見世興行。

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