修道士カドフェルの出現—修道士カドフェル・シリーズ〈21〉 (光文社文庫)
- 光文社 (2006年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761691
感想・レビュー・書評
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修道士カドフェルの第二十一弾。
短編集。
「修道士」カドフェルの誕生に、
パウロばりの紙からの啓示を期待していた訳ではないが、
あまりドラマチックではなく、
肩透かしをくらったような感覚。
持ち合わせがないのでよくわからないが、
信仰心というものは、
本来こういう自然な感じなものかもしれない。
人間関係のひねりは効いていて良かった。
もう修道士カドフェルを読む機会が、
これで最後かと思うと、本当にさみしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
修道士カドフェルシリーズ最終巻です。カドフェルがいかにして終の棲家を修道院に見つけたか、のお話他短編が3本。どれも面白いです。ああ、でもこれでカドフェルに会えるのも最後かと思うと寂しい…。
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この短編集で、いよいよカドフェルシリーズも最終ですね。こういう短編も、もっと読みたかったです。
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修道士カドフェルの短編集である。
三編の短編が収録されており、そのいずれも興味深い話でした
なかでもカドフェルが修道士になる経緯を扱った「ウッドストックへの道」が特に興味深かったです。
そこに登場するカドフェルは、40代前半の経験豊かな練達の戦士で、傭兵として物語に登場します。
カドフェルの修道士になる前の話には、非常に関心があったので、この様な形で短編化されたことがとても嬉しかったです。 -
シリーズもついに終了。。。
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(2010-08-20)
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カドフェルで最初に読むのは、これでもいいかも。
十字軍とか、ヘンリー二世とか、その頃の話。
現代の快適さとは程遠い中世イングランドですが、人は変わらない。 -
修道士カドフェル・シリーズのアナザー・ショートストーリー集です。
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壮年期のカドフェルがめっちゃ格好いいの!遺伝を実感(何気に某騎士様の面影を感じません?)。