エネミイ (光文社文庫 も 2-76)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763398

作品紹介・あらすじ

社員の裏切りに遭い自殺した中小企業社長の娘。婚約者を暴漢に拉致され轢殺された男。暴走族によって愛娘を下半身不随にされた父。暴力団抗争の巻き添えで、幼い娘を射殺された父。愛する家族を喪った四人の犯罪被害者が一軒の喫茶店に集まった。彼らは報復を誓っただけだったが、その後四人の加害者は次々と殺されていく。四件の殺人事件を結ぶ接点とは何か。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、追悼という事で。

  • ミステリーは好きだけど、犯人とかトラップとか全然当てられない私でもこの本は展開がわかってしまった。ちょっと無理矢理なところが多いかな...。無性にコーヒーが飲みたくなった!

  • 先がよめる展開だったがおもしろかった。

  • 人の名前いっぱいで読んでてちょっとしんどくなった。身近な人が殺される辛さを少しだけ受け取ってしまったから、てのもあるかも。
    途中でオチは読めると思う。一気読みしてしまうタイプ。

  • 犯罪被害者4人の最後のご都合主義は、ないんじゃないの?って感じ。
    それでも浮ついた所のない文章となんとなく引き込まれるストーリー箱運びである。

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著者プロフィール

森村誠一
1933年1月2日、埼玉県熊谷市生まれ。ホテルのフロントマンを勤めるかたわら執筆を始め、ビジネススクールの講師に転職後もビジネス書や小説を出版。1970年に初めての本格ミステリー『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞を受賞、翌年『新幹線殺人事件』がベストセラーになる。1973年『腐触の構造』で第26回日本推理作家協会賞受賞。小説と映画のメディアミックスとして注目された『人間の証明』では、初めて棟居刑事が登場する。2004年に第7回日本ミステリー文学大賞受賞、2011年吉川英治文学賞受賞など、文字通り日本のミステリー界の第一人者であるだけでなく、1981年には旧日本軍第731部隊の実態を明らかにした『悪魔の飽食』を刊行するなど、社会的発言も疎かにしていない。

「2021年 『棟居刑事と七つの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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