たまゆらの愛 (光文社文庫 ふ 9-10)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (603ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763947

作品紹介・あらすじ

私設美術館の館長として静かな日々を送る宝田正太郎は、息子の結婚式で新婦の母親・希代を紹介される。希代は、かつて正太郎が兄から奪った女性・美津江の実の姉だった。『宝田さん、覚悟はおあり?』強烈に惹かれ合うふたりは関係を深めていき、正太郎の人生の歯車は狂っていく…。しがらみに満ちた大人の男女が、それでも究極の愛へと突き進む長編恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • 藤田宜永らしい本。
    日曜日の午後に読むには最適だが
    曇りと雨の日には微妙な1冊
    老猿もこのような本だった気がする。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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