遺恨: 鬼役4 長編時代小説 (光文社文庫 さ 26-8 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2012年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334764425
作品紹介・あらすじ
旗本の最高位である御小姓組番頭の橘右近に呼び出された将軍家毒味役の矢背蔵人介。聞けば橘の管理する目安箱が盗まれたという。調べ始めた蔵人介の前に、とてつもない不正が浮かんできた。そして、不正を調べていた御庭番も殺害される。すべて伊達家仙台藩の下屋敷を根城とする勢力の仕業だった。蔵人介は死地へ飛び込む-。大好評シリーズ、笑いと涙の第四弾。
感想・レビュー・書評
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不正を正す鬼役矢蔵人介
これからもまだまだ続く楽しみだ、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
志乃殿はまだ鬼役の裏の仕事をわかっていないのか?
幸恵殿といい女の強い家。 -
鬼役第4巻。
ラストが今まで以上に切なかった。
凧が空に消えていくところとか特に。
不正を暴くために色んな手を尽くすのが今回の大筋だけど
こんないい人が暗殺をやるはずない!と思ってたけど
やっぱり…というオチ。
それにしても、女性達の活躍がよく目立った。
結局妻と養母には頭が上がらない…
妻の幸恵は弓の免許皆伝の腕前。
弓競べに参加して度肝を抜く勝負強さ。
そして毎度のことだけど
養母、志乃さんは本当に強いなぁと。
家宝の国綱を操るところもそうだけど、今回は仇討ち。
凄まじい女性達だわ…
小説だけど… -
のってきました。
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第四弾(「鬼役 矢背蔵人介 冬木立の月」の加筆改題)