うわん: 七つまでは神のうち (光文社文庫 こ 39-1)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764807

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    名医と評判の青庵の娘・真葛は、医者小町と呼ばれる器量よし。母亡き後、父の手伝いも器用にこなす利発な娘だ。大嵐の日、息子の太一とともに往診から戻った青庵はそのまま倒れ臥してしまう。さらに幼い太一の体には、妖怪うわんが宿っていた!うわんは真葛に、父と弟を助けたいなら、九百九十九の妖たちを捕らえてこいと命じるのだが…。期待の新シリーズ第一弾。

    令和3年11月22日~24日

  • 珍しく誰にも愛着を持てなかった
    なんか、こう…魅力が

    ホラー小説ならこれでいいのかもだけど
    人情物語な雰囲気をまとってる分、登場人物を好きになりたかったな。

    シリーズ物っぽいけど続編は読まない

  •  2014-08-30

  • 2018/7/30(月曜日)

  • 評判の町医者で父の「青庵」、その手伝いをする娘の「真葛」と、聞き分けの良い息子の「太一」。
    ある日、父の往診に付いて行った太一は、突然墓をあばいて妖怪を解き放ち、妖怪うわんに取りつかれ、解き放った妖怪を全て捕える事を強要される話。

    面白そうな題材なんだけど、登場人物のキャラに厚みがなくて、話に惹かれない。
    太一の出自、なぜ突然墓をあばいたのか等、明らかにされていない事が多くてモヤモヤする。
    この作者の別の作品(一鬼夜行)も、同じ様にあまり得意では無かったので、合わないのかもしれないなぁ。残念。

  • 【収録作品】うわんと鳴く声/幸せな顔/赤子かえり/三界の首枷/閻魔堂

  • 一鬼夜行シリーズが好きで読んだけど、なんかちょっと雰囲気ちがった

  • 真葛の頑張りが眩しく、痛々しくも感じる。青庵さん早く意識を取り戻してくださいよ。

  • 敵と共存しつつ別の悪を倒していく構図が好き。続きが気になる。

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著者プロフィール

1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008年「一鬼夜行」で第6回ジャイブ小説大賞を受賞しデビュー。主な著作に「一鬼夜行」「銀座ともしび探偵社」シリーズ、『総司の夢』『梟の月』『歳三の剣』など。

「2022年 『時代小説アンソロジー てしごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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