- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334765248
作品紹介・あらすじ
どこか生きづらいと感じている賢女子の皆様。それは、根本的に生き方が間違っているからかもしれません。こんな時代に幸せを掴むには、ただ漫然と善良かつ勤勉に生きていてはいけません。人生の裏街道を知り尽くした怪人執事が指南する「ほどよく黒い生き方」講座十五回。
感想・レビュー・書評
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物心ついた時から感じる「嫌な感じ」「理不尽」「違和感」「自分の思いと裏腹に進んでいく環境」の正体の一部を解き明かす、人生をサバイブするための教養書です。 ぜひ小中高の図書館に常備していただきたい。
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面白かった。
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あの三島由紀夫の「不道徳教養講座」の現代版のようなエッセイ。タイトルからしてパロディというかオマージュ? 毒ありすぎのブラックユーモアで世の女性に賢さを説く。 笑えるけど意外に確信突いてたりする。笑
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平山さんって案外(?)常識人。「わがまま」の話が良かった。
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口悪く言いたいこと言う感じの平山節を期待してたら、慇懃無礼な言い方だったので期待していたものと違っていた。
児嶋都さんはホラー漫画でよく知っていて好きな方なのですが、内輪ネタ的なイラストでそれもいまいち。
あとがき対談で一番に放った平山さんの言葉がまさにそれかもしれない(笑) -
『親』、『友』の項目は頷ける箇所が多かった。『恩』、『盆』の項目は勉強になった。
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職場の机上にポンと出しておいたら、隣席の大先輩に「それはちゃんとした本?」と尋ねられ、「ちゃんとしてるかしてないかはさて置き、三島とは関係ありませぬ」とお答え申し上げた所、先輩「三島は面白いよねえ」と満足げにされていたので、返答としてはまずまずだった模様。
先輩、それは『不道徳教育講座』っす。
とは云え、過酷な現代社会を強かに生き延びる術を慇懃無礼に綴った本書、大変に面白うございました。
愛情でも業績でも何でも、頑張って安定供給していると、供給される側はそれを「あたりまえ」に感じてしまう。そこから生まれる悲劇を回避するためにも、賢く立ち回りましょうね。っていう。
会社の歯車として全力で仕え倒す事に一点の疑問もなく、頑張ったからって報われるとは限らない現実を徹底的に受け入れ、裏切って罪悪感を感じるくらいなら裏切られる方が10倍マシ。
そんな自己満足街道驀進中の私(33歳既婚)ですので、著者が再三呼びかけている「賢女子」諸姉からは明らかにかけ離れておりますが、それでも「オメーら社会の雰囲気に流されてんじゃねーよしっかり生きろ自分の足で立て」的な叱咤を受信。
緻密な観察眼と厳しい自己分析、そして覚悟。この3つを懐刀に生き延びます。
児嶋都女史のイラスト及び1ページ漫画がまた素敵!
ドラクエ4コマまんが劇場、週刊少年ガンガン世代には堪りません。
第12回「賢いスッピンの晒し方」の回、ヤバイっす……。-
「それを「あたりまえ」に感じて」
そうなんだよね、、、多少ニュアンスは違いますが、良かれと思って、手を差し伸べたら。それが当り前になり。それ...「それを「あたりまえ」に感じて」
そうなんだよね、、、多少ニュアンスは違いますが、良かれと思って、手を差し伸べたら。それが当り前になり。それが、その人の成長を妨げてるとしたら、良くないと思い。お尻を叩くと。冷たいと愚痴られる。。。って今は私が愚痴ってる?2013/04/30 -
心中お察しいたします^^;
「そのような目に遭わないためのうまい立ち回り方」を解説した書でしたが、私は実践は無理かなあと思いました……。心中お察しいたします^^;
「そのような目に遭わないためのうまい立ち回り方」を解説した書でしたが、私は実践は無理かなあと思いました……。2013/05/01
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