田沼の置文―乾蔵人隠密秘録2 長編時代小説 (光文社文庫 ふ 20-9 光文社時代小説文庫 乾蔵人隠密秘録 2)
- 光文社 (2013年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334765378
作品紹介・あらすじ
築地の采女ヶ原馬場で中年の浪人が殺された。南町奉行所隠密廻りの乾蔵人は吟味方与力の秋山久蔵から命令を受け探索を始めた。事件の背後に浮かんできたのは、将軍家に関わるとされる一通の置文の存在だった。書いたのは、老中田沼意次。文に書かれていた中味とは、そして、文を巡る暗闘の結末は-。心優しき凄腕隠密・乾蔵人が闇を裁く大好評のシリーズ第二弾。
感想・レビュー・書評
-
20161008 秋山シリーズの隠密物。柳橋とか知った人達とのコラボが良い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初期は口入屋のおせいが便利に使われています
レギュラー固定しなかったのはキャラが薄いから? -
2014.05.02. 読了
昨日に引き続き、
乾蔵人 隠密秘録シリーズ
第二弾
田沼意次
この人 本当に強烈な人だったんだろうな。
300年近く昔の人なのに、
時代小説には欠かせない人ですものね。
本当に 家基殺したのかな。
今から300年後の時代小説に
登場できるだけの人物が今の日本にいるかしら? -
第二弾
今回は3話構成
最後の「田沼の置き文」は田沼一派と松平定信一派の忍び(出羽)の闘い
そしてその内容は田沼だ家基を毒殺したとの書置き?
定信も老人らしい妄執に取り付かれ見る影もなし
上の争いは庶民には迷惑なだけ