セシルのもくろみ (光文社文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 光文社 (2013年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334765538

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セシルのもくろみ (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 女の秘めた本音の部分を嫌味なく表現されている作品。やっていることはかなり違うけれど、気持ちの部分では等身大で共感するとこ多し。
    少しずつ自信をつけて、輝き始める奈央が素敵☆
    負けないでと応援しながら読んで行くと、期待通りに一つずつ階段を登って行く奈央。それを嬉しく思うと同時に羨ましくもあった。
    それにしても女の世界は怖い…。

  • 一気に読みました。面白かった。

    主人公は、いわゆる勝ち組主婦・宮地奈央38歳。

    大手自動車メーカーでエンジニアをしている41歳の夫・伸行、そして剣道に夢中の息子、智樹くん13歳とともに、永代橋近くの高層マンション三十二階に住む専業主婦

    優しくて働き者の夫をもち、中学生の息子は不良にもならず剣道一筋で素直に育ってくれた。

    そんな当たり前なようで、決して当たり前ではない幸せに素直に満足していた奈央。しかしその平凡な日々は、大学時代の友人・樋口文香によって思いがけない方向に転がりだすのです。


    同窓会で再会し、後日文香にお茶に誘われる奈央。
    なんとそこで、文香が『ヴァニティ』という人気女性誌の読者モデルに応募することを聞かされます。文香は美人でスタイルも抜群、驚きながらも納得する奈央。ところが、文香は奈央の分のエントリーシートまで用意していたのです。

    こうして『ヴァニティ』読者モデルに応募し、二人とも一次予選通過、面接までこぎつけます。

    その結果、読者モデルの座を勝ち取ったのは奈央!

    ……とまあ、こういうあらすじなんですが。

    読者モデルに落ちた文香は、負け惜しみだけ言ってさっさといなくなっちゃうんですよね。面白いキャラなのにもったいないと思ったんですが…最後にまた出てきますけど。

    ていうか、これまだ全然話の途中で終わってやしませんか?続編とかないですよね?

    だって、絶対奈央が表紙を飾る場面でクライマックスだと思ったのに。
    表紙ないの!?終わりなの?とがっくり……。

    いつのまにか奈央が『ヴァニティ』の三番手、四番手モデルになっているとにも違和感。そんなのいつ書いてました?置いてけぼりですよ。奈央普通の主婦から、プロのモデルになっていくまでを丁寧に描いているのはわかります。でも、本当に「いつのまに??」って印象を受けてしまったんです。

    奈央の女(セシル)がいつ目覚めたのかも、はっきり言ってよくわかりません。「負けられない!!」って意気込んでいるシーンはありましたが、それによって何をしたのか、どういう努力をしたのか、どうして負けられないのか、もっともっと深く知りたかった!!

    つまり、何を言いたいのかというと、もっとドロドロしてほしかったんだ!!
    這いつくばってでも石にかじりついてでも、死ぬ気で表紙モデルにやってやる!!女の幸せなんか全部捨てて、私の人生全部モデルに捧げる!!どうなったって構わないわ!!!夫と息子もいらないわ!!

    ぐらいの意気込み、どうせなら見せてほしかったかなあ……。

    一応奈央はプロのモデルの顔になったことになっていますけれど、見た感じ「しょせんいつまで経っても読者モデル気分の奈央」
    (私の勝手な個人的な感想です。どうかご了承くださいませ)

    表紙モデルになりたくないの?と聞かれても曖昧に誤魔化すだけ、
    「私なんかとんでもない」「読者モデルになれただけで奇跡」
    …だったら最初からモデルなんかやるなよ。

    やっとプロの自覚が出てきたと思ったら
    「いつか表紙モデルになれたらいいなあ……」
    とかまだ言ってるし。子供が見る夢じゃないんだから。
    そろそろ具体的な作戦を練るべきではなかろうか!!!!!!

    歌舞伎俳優の妻ごときにおいしいポジション奪われて悔しくないの!?まだそんなのほほ~んとしたこと言ってるの!!非常に歯がゆい気持ちになりました。

    良い人って時に人をイラつかせますよね。
    奈央ってそういう人なんだと思う。

    ていうか、そんな謙虚ぶってるのかと思ったら
    南城編集長と不倫キターーーーー!!!!
    と思ったのに、あれ?綺麗な一夜限りの関係で終わり??あれあれ?不倫を美化してきたよこれ。

    ありえない... 続きを読む

  • 恐ろしきは水面下の女の戦い。

  • 本当、唯川さんは女の心理を書くの上手すぎ!!
    仲が良くても、仲が良いからこそ抱いてしまう感情。

  • 女の心理を見事に描いている。毎度ながら…
    女って、どんなに仲の良い人とでも、無意識のうちに張りあったり、比べたり、自分の持っていないものに嫉妬してしまったりする。自分にも心当たりがあったり、そうそうって思えちゃう心理描写にうなずきながら、納得しながら読んだ

  • 唯川さんてほんとに女を描くのが上手いな。そして丁寧。

  • 再読
    またまた読んでしまった。面白かった。
    主人公のセシル度は低いような気がするが。タイトルと内容が結びつかない。

    2016.1.28
    再読。
    何度読んでも面白い。

    2013.04.14購入・再読。
    2008年〜2010年 Storyに掲載。
    雑誌の内幕もののようで、40歳代対象のStoryを思い浮かべながら読んでいたらStoryで連載されていたのか。
    モデルの世界って、こんなにドロドロしているのかな。

    2012.05.19 
    面白かった。一気読み。
    平凡な主婦がファッション雑誌の読者モデルに合格し、変化していく話。
    どろどろした女の嫉妬話も唯川恵さんだとさらっと読める。

    タイトルの「セシル」とは、サガンの「悲しみはこんにちは」のセシルのこと。
    女にはみんなセシルが棲んでいるというのはそうだろうが、今回の主人公はやっぱり良い人だった。
    (図書館)

  • 元々、ドラマを先に見てて原作が唯川恵って知って本屋さんに走った1冊。
    まぁ、小説原作とドラマでは設定が多少違ってるのは覚悟で読んだり見たりするけど、最初から戸惑ったwww
    アタシは、どっちかというとドラマの方が好きかな。
    どっちも、奈央の成長を描いてるけど原作の奈央にはアマリ魅力を感じなかったかな。
    あとは、ドラマがガッカリするような最終回じゃない事を祈るだけ。

  • 【あらすじ】
    平凡な生活を送る専業主婦・宮地奈央(みやじなお)の生活は一変した。友人に誘われ軽い気持ちで応募した女性誌『ヴァニティ』の読者モデル募集で思いがけず採用されたのだ。華やかなファッションの世界に渦巻くモデルたちの様々な思惑に困惑しながらも、奈央は“負けたくない”という自分の中の「女(セシル)」に気付く――。

    【感想】

  • 「セシルのもくろみ」
    フジテレビ、木曜22時
    放送開始日:7月13日
    キャスト:真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、金子ノブアキ、リリー・フランキー
    http://www.fujitv.co.jp/Cecile/
    Twitter https://twitter.com/cecile_plot
    Instagram https://www.instagram.com/cecile_plot/

  • 良くも悪くも、
    私にも周りのオンナたちにも
    あるある、いるいるが満載
    だから読んでて共感したり、怖くなったり、
    嫌な気分になったり
    オンナってホント面倒臭い
    でもオンナはやめられない
    私の中にもセシルがあるしね(^_^;)

    小説が面白かったからドラマも第一話を途中から見たが
    すんごーーーーくガッカリ
    ドラマは、設定が色々変わるのは仕方ないが…
    主人公のキャラとかおかしすぎるだろう
    おかげで小説読んだ時の「あるある」のリアル感が
    まったく感じられない
    キャラ、環境が色々人間関係、話に関係してくるのに…
    よく唯川さん、ドラマ化OKしたよね…ショック

  • 撮影現場などは見慣れているだけに、リアルさは抜群だった。
    不倫の要素はいらないのでは?
    まったく興味がわきませんでした。なので星3つ。
    その後が気になるので続編も欲しい。

  • 『セシルのもくろみ』
    フジテレビ/毎週木曜放送
    2017年7月13日から

  • 2時間弱で一気に読了
    主人公を通して様々な人間の芯を感じられる。
    気楽にショートドラマのように楽しめる一冊。

  • 読みやすくて、さくさくと読めました。
    女の中にはセシルがいる。
    野心はいくつになっても燃やすことはできる。
    何の目標も無く日々をぼんやりと過ごしてた自分に喝を入れられた気持ちになりました。

  • 気持ちの持ち方一つで変わっていけるんだなぁ。

  •  夫と中学一年の息子のいるなおはずっと専業主婦として暮らしてきた。
    今の生活から新しいことを始めてみようと思っていたときに、友人からアラフォー世代をターゲットにした雑誌の読者モデルをやらないかと誘いを受ける。
    ここから、なおの人生が少しずつ変わり始め…。

    娘がおたふく風の間に思いがけず読めた一冊。
    全体的にさらっと読めた作品でした。
    前回読んだ作品と比べてしまうのですが、今回は主人公のキャラクターが薄かったなという気がします。
    登場人物があまりに個性的で、そちらの方が目立っていたかも。
    この小説の面白いところは、同じようなアラフォー女性をターゲットにした雑誌に連載されていたということ。
    これを読みながら、その雑誌を読んでいた読者はどんなことを感じていたんだろう、そんなことを感じていました。
    先日久しぶりに読んでしばらく唯川さん作品は続きそうです。

  • タイトルと内容が思い描いていたものとは少し違っていた。平凡な主婦がうまく階段を登っていくその様はとても羨ましいなと。
    特に引っ掛かる点もないまま、スッと読み終えた。世の中にはこういう人たちがいるんだと違う世界を知ったような感じだった。

  • お遊びで、学生の頃モデルをやったことはある。
    その後、プロデュースしたモデルプロダクションにオーディションを受けてみてほしいと言われて行くだけ行った。
    合格したけど、あまりに条件厳しくて辞めた。
    大学4年の冬じゃなかったら、迷わずやってたわ。
    でも、こんな世界なのか~……。
    ま、女性ばかりで競うってなると、想像できるっちゃ出来るけど。
    美容院でしか雑誌なんて読まないけど、こんなの読んじゃったあとじゃ、もう綺麗な笑顔見せてるとこ見たって、ほんとは仲悪いんだろな……とか思っちゃってダメだ。
    登場人物の年齢やら境遇やらが割と感情移入しやすくて、読みやすかった。
    なんか専業主婦にも退屈して、外の華やかな世界に出たからって不倫ってのは幻滅するけど。

  • いつもに増して読みやすい。
    ドラマ化したらよさそう(ファーストクラスのように)。
    先の読める展開でこうもうまくいくものかという感じだが、それでもワクワクしながらあっという間に読み切った。

  • 38歳の専業主婦が、女性誌の読者モデルとして活躍していくストーリー。ファッション界でのモデル達の確執は面白いが、プロとしての自覚や振る舞いには参考になる部分が多い。

  • サクサク読めますね。読後感良いです。

  • 専業主婦の宮地奈央(38)は、夫と息子の3人で幸せに暮らしていた。ある日、友人に誘われて応募した女性誌の読者モデルに合格してから、生活が変わっていく。モデルたちの様々な思惑に戸惑いながらも、まだ“負けたくない”気持ちがあったことに気づく――。恋愛小説の名手が描く、アラフォー女性が再び輝く物語。

  • 「STORY」の連載なだけあって、予想通りの展開でさくさく進みます。

    つまる、つまらないではなく、月刊誌の連載という役割を鑑みての評価3。

    軽すぎて、わたしには物足りませんでした。

  • 唯川恵大ファンです!
    なんといっても読みやすさ、女のどろどろした気持ちを書かせたら天下一品!
    この本も裏切らない読みやすさ…だけど、ちょっと上っ面だけの小説に感じました。ライトすぎます。もう少しミーナとの関わりを深くほりさげてもよかったかな?骨太な小説も書ける方なので、期待しすぎてしまいました。

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