刑事の子 (光文社文庫プレミアム)

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著者 : 宮部みゆき
  • 光文社 (2013年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766276

刑事の子 (光文社文庫プレミアム)の感想・レビュー・書評

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  • 2014年6月6日読了。
    読み終わるまでの時間と、面白さは比例すると思う。長さとか関係なく。
    宮部みゆきの文章は、どうしてこんなにも一言一句重みを持っているのか。
    八木沢順一は、中学生の割りに大人びていて、言葉遣いも古めかしい部分もある。だけれど、近くに祖母と同じ年齢の家政婦がいることで、違和感すら感じさせない。
    「想像力が欠如して、悪い事を悪いと思えない現代の若者」は、「平気で悪い事をする若者達より、自分の子供の命の方が尊い」と決めつける大人が作ったという。
    世間の描写も的確で、厳しい。
    なのに喧嘩上等の恐い老人は、優しい顔で笑うのだ。
    広くて深い、宮部みゆきの作品はやっぱり好き。

  • 2017.08.01読了

  • バラバラ遺体事件に巻き込まれる刑事の父を持つ八木沢順。友人の慎吾と一緒に少年探偵団さながらに、事件の謎に挑むことになる。
    何でも欲しいものを与えられる少年は、どんな大人になるのだろう。自分とは関係ないから他人の痛みにも疎くなる。貧しさや不自由があるから想像力や人への関心が生まれてくるのかなと思う。
    そんな読後感でした。

  • 懐かしい映画のタイトルが次々と出てきて、「こんなの知ってる中学生って、渋すぎやろ〜趣味に走り過ぎ〜」と思ってたら、全く見事にミスリードされました。
    本編とは関係なく、強烈なのは東京大空襲の話。錦糸公園の池で生き延びた篠田画伯。あの、今じゃ春には桜が見事に咲き、スポーツセンターのビュッフェでカレーを食べたりする、あの場所で70年前にあったこと。。。
    「ごめんという気持ちがあれば、警察が要らないことはいっぱいある」は、全くもって、その通り。

  • 【あらすじ】
    十三歳の八木沢順は、刑事の父・道雄と東京の下町に引っ越した。慎吾という友人もでき新しい生活に慣れたころ、町内で奇妙な噂が流れる。“ある家で人殺しがあった”と。そんな矢先、荒川でバラバラ死体の一部が実際に発見されてしまう。更に、順のもとに事件の犯人を知らせる手紙が!?刑事の子・順は捜査に乗り出す!宮部みゆきの初期傑作が装いも新たに登場。

    【感想】

  • 最近の宮部作品単行本は厚すぎる(^-^; 読みたいけど職場持ち込み、休憩時間読書には厳しすぎて・・それで、まだ読んでない作品を見つけたんですが・・古い作品の焼き直しみたいですね。推理といより事件物、父親の刑事と父を尊敬する息子が別の流れで殺人事件を追うのですが、登場人物があまりに単純な性格。この辺りが、元の大人向けを、やや子供向けにした変更かな?ただ事件そのものが子供向けじゃないけど(-_-;) でも、まぁ面白かった部類。ただ、犯人と悪戯の少年は極端過ぎる気もする・・実際はありえるのかなぁ・・

  • 出版が2013年だし、当時から宮部みゆきの本は読んでいたから知っていても良さそうなんだけど、この話の存在を全く知らなかったなぁ
    比較的軽いタッチで描かれているけど内容自体は重い
    犯人は屑でどうしようもないけど、探偵役の少年達と大人が常識人で救われる
    ハナさん探偵役の話が合っても良さそうだけどね

  • 主人公の、親子のやり取りや、家政婦ハナさんのやり取りはほっこりしているものの、犯人や、主人公の同級生(勉強は出来る子)の想像力のなさに震える。でも、こういう子、増えてるよなぁ。
    両親が離婚したことについてハナさんが語るところ、とても良かった。私は何で武装してるんだろう?

  • 2017.4.6読了。

    「我々大人は、怯えたときにすがりつく相手が欲しいから子供をもうける。子供こそが、どんなことも乗り切っていくことのできる力を与えてくれるように思うから。」
    「ただし、その記事の中に、彼らの名前はない。」

  • 犯人や動機がわかるラストまでは面白かったんだけどな。

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