リリスの娘 (光文社文庫 さ 30-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766405

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  • 様々な男たちの野望をいとも簡単に打ち砕く、悪魔な女神・凛子の半生を描く官能連作短編集。
    人類はみな、女性から産まれる。そして男は大なり小なり全員がマザコンだ。男を糧にして、自らの願いを実現する凛子の生き方は、颯爽にして華麗である。悪女の魅力を堪能できる一冊。

著者プロフィール

1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業。2008年、「虫のいどころ」(「男と女の腹の蟲」を改題)でオール讀物新人賞を受賞。17年、『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』(ハルキ文庫)で髙田郁賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に、『小説 品川心中』(二見書房)、『花は散っても』(中央公論新社)、『愛と追憶の泥濘』(幻冬舎)、『雨の日は、一回休み』(PHP研究所)など。

「2023年 『セクシャル・ルールズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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