- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334767358
感想・レビュー・書評
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面白かった!
特に印象に残ってるのは、ビデオテープの回。笑
男女でいえないことってあるよね。(この場合男女に限らないけどw)
こういう本たくさん読みたい〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終章『あしたまでの距離』に
結構グッとくる言葉が多くて良かった。
友達が貸してくれた本
基本的にこの手の小説は苦手で、
思った通りなかなか進まなかったが、
途中からスラスラと読めて
苦手克服か?とちょっと驚いた。
ないものねだり 隣の芝生は青い
側から見ただけでは、本当の事は分からない。
幸せそうに見えても実は違うとか、
不幸せそうに見えても本当は幸せだとか、
人それぞれの幸せは違う。
それでいいんだな。
〜幸せだとばかり思っていた。
満ち足りた生活を送っているとばかり思っていた。
けれども、人はそれぞれ胸の中で迷い続けている。〜
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女性の色々な恋愛を描いたショートショート、短編のアンソロジー。
ふむふむと思う話もあれば、よく理解できない話もある。きっと女性ならそんなふうに感じる作品群かもしれない。 -
唯川恵さんの作品は、どれも話が似たり寄ったりなのに無性に読みたくなる。
「私の人生、これで良かったのか」なんて答えのない悩みを抱えてる時なんて特に。
今回も読んだことあるような話だったけど、夢中で読んでしまった。 -
年齢の節目や幼い頃夢見た自分の将来とのギャップで悩んだときに読みたい小説。
幼い頃は話したいことを素直に伝えていたのに、年齢を重ねると何を話さないかを重要視してしまう。
見栄を張らずに、胸の内を打ち明けられる人を大切に。
どの話も好みで、ずっと手元に置いておきたいと思える小説だった。 -
本の中のイラストも素敵で可愛らしい
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お気に入りの唯川恵さんの作品です。
中編・短編で構成されています。
全ての作品にドラマがあって、物語の中に自然に入り込めます。
どの女性達も個性豊かに生き生きと、時には優しく時には辛辣に描かれていますが、リアリティがあって、身近にいそうな女性達ばかりです。
読み終わって満足感、そして早く次の作品が読みたいと思わせてくれる1冊となっています。 -
どれもこれも短い中に感情がぎゅっと凝縮されている。
様々な男女が登場するけれど、誰一人として同じ印象の人はいない。
失恋したてのアラサーには痛いほど沁みた。
私だけのハッピーエンドを掴みたい。 -
新幹線乗ってる間に読める本で東京駅の本屋で買った本。短編集なので気軽に読めた。やっぱり女としてそうだよねと共感できる話が多かったな。こんなはずじゃなかったってね。
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カバーに一目惚れで購入。中も可愛いかったです。
作者の作品は、女性の仕事や結婚・恋愛の葛藤を描くものが多く、今回もそのようなテーマの短編集。
同じ働く女性という立場でとても共感できる反面、答えのない課題に読んでもすっきりとはしない。結局は、ひとつに不満があるということは、他のどこかが満たされている、というふうに自分で納得していくしかないということだろうと思います。
自分で誇れる生き方を選ぶことが幸せを掴む近道。それは時に辛いことも無理することもあるだろうけれど、幸せだと感じて生きていきたいのならば、きっとそうするしかないんだろうと、自分なりの答えは見えた気がしました。