- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334767662
感想・レビュー・書評
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今回のぶたぶたさんもやはり素敵。
カフェを併設しているオシャレな本屋さん。
ぶたぶたさんのオススメ本が並ぶ棚なんて、想像しただけでうっとり…。
そして、水曜日はFMラジオで「昼下がりの読書録」なるコーナーを担当。
朗読をしたり、お悩み相談にも答えたり、その美声でリスナーの心を虜にしている様子。
うぅ…、その町はいったいどこにあるのですか?
ラジオで紹介している本はぶたぶたさんの愛読書という設定らしい。
全部知らない本だったので読んでみたい。
好きな人の好きな本て最初から「好きになりたい」という意識で読み始めるから好きになることが多い気がする。
動機が不純とかそんなことは気にしない。
好きなものが増えていく以上に嬉しいことってそんなにないと思う。
ぶたぶたさんのお話が素敵なのは、ぶたぶたさんと出会った人がぶたぶたさんのことを必ず好きになるからかもしれない。
ぶたぶたさんのことだけじゃなくて、他のこと、人、あと自分のことも好きになっていく物語だからかもしれない。
その幸福感と安心感が私にも伝染しているように思う。
今回もまたたくさんの元気をもらいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本関連モノなので読んでみました。連作短編集。商店街にある、本屋さん&カフェのお店。近くのコミュニティFMで本の紹介もやっている。訪れた人たちが、悩みだったり人間関係などでももつれ絡まってしまった結び目を、ほぐしていく感じで話が進む。ぶたぶたさんの存在もとても大きいのではないだろうか。
こんなお店が近所にあったら行きたいなと思う。私も常連になりたい。 -
安心して読める。
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章が変わる事に登場人物か変わったりするんですが、ぶたぶたさんが経営しているブックカフェにみんなたどり着いて、悩みや心の引っかかっているものを少しずつ自分の力で解決していくんだなーと思いました。
どのお話もすごく引き込まれるのもあるし、カフェとして出てくる飲み物や商店街で売られている食べ物が美味しそうで…食いしん坊の欲が出てきそうでした(笑)
内容はほっとするものが多いけど、悩んでいることや向き合うことに対して傍観者として見守り、必ず必要な時にはヒントをくれるって感じがします。こんな場所があったら、私も通いたいです。出てくる全ての登場人物が、好きになりました。また作中でぶたぶたさんが紹介している本も実際にある本なので、すごく興味がそそられました。
本屋×ラジオっていうところが個人的に1番好きかもしれません。実際に本屋さんがラジオで本のコーナーを持っていたりします。この組み合わせが生まれたのは、著者自身もラジオが好きだとあとがきで書かれているので、“良い組み合わせだなー”と頷いてしまいました。
それから、表紙も好きです!平積みされている本たちは、過去に出版されているぶたぶたさんシリーズなんじゃないかな?すごく可愛くて、あとがきで著者も「ラフ画で叫びそうになるくらい可愛かった」とあったので、同じだ!と親近感が湧きました(笑) -
普通なら自分が手にとらないであろうジャンルかも。図書館で面陳してあり、本屋モノかと思って借りてきてもた。しかし失敗ではなかった!おもしろかったよ。子どもの寝かしつけしながら、簡単に読めちゃった、暇潰しとして悪くなかった!
こういう本屋いいなあ。商店街で買ってきたフードを持ち込み食べてokとか、コミュニティFMとか。 -
今回も、読み終わると少し幸せな気分になっている「ぶたぶた」シリーズでした。ぶたぶたさんは、「本屋」というか、「ブックカフェ」の店主で、各短編ごとに印象に残る1冊を紹介してくれます(ぶたぶたさん以外の人が提示する本もあり)。どれも読みたくなってしまうのですが、残念ながら、そのうち2冊『凍りついた夏』と『普通の子』は実際にはないものなんだそうです……(涙)。前者はまあないだろうな、と思っていたけれど、『普通の子』は読んでみたかったー! 作者のブログによると、ネタ元となった本はあるそうなので、いつか「『ぶたぶたの本屋さん』ネタバレあとがき」がブログに載ることを期待して待ちましょう。
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変わらずのぶたぶたさんシリーズ。
ぶたぶたさんの影響もあるだろうけど、全体的なストーリーが優しい。
ほんわかしてくるので、疲れているときに読むと癒されます。 -
ぶたぶたさんシリーズは本当に癒されるし、いい台詞がいっぱいだなー!こんな本屋さんがあったら楽しいしらじおも聞きたいなって思いました。軽く読めるので他のシリーズも読も
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大好きなシリーズ作品。
ぶたぶたさんの立ち位置や距離感がとても人を癒やすのかもしれない…と思った。