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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334768126
感想・レビュー・書評
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妻に先立たれ、毎日を無気力に過ごす礼二郎。彼を変えたのは、絵画同好会での幸子との出会いだった。やがて二人は恋に落ち、喜びも悲しみも分かち合いながら愛を育む。たとえ周囲の人間に後ろ指をさされようとも。だが、礼二郎は不意の病に蝕まれて…。ときめきを忘れかけていた男女が、限られた時の中で紡ぐ切実な恋愛模様を、まばゆいほどに美しく描く感動作。
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人はみな生き様を考えることはあっても、死に様を考えることはまれだ。でも安らかな死に様を迎えることは、案外いいものだと思わせてくれる作品。
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141130
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未だに苦しめられている壮絶な過去を持つ女性と、死に行く恐怖に怯える男性の物語。
ただただ相手の心に寄り添いたいと願う、男女の美しい話。
結末なんかどうだっていい、とても綺麗でした。
とても綺麗な気持ちになれました。
よい本に出逢えたと思います。
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