ブルーマーダー (光文社文庫)

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著者 : 誉田哲也
  • 光文社 (2015年6月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769185

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ブルーマーダー (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 池袋で起こる連続猟奇殺人事件。被害者は暴力団関係者、半グレ集団、不良中国人など暗黒街の住人たち。池袋の街を牛耳る『ブルーマーダー』とは何者なのか?姫川玲子シリーズ第6弾。
    所轄署とに異動になった姫川だが、捜査に没頭する姿は相変わらずだ。しかし、菊田の新しい人生はショッキング。クライマックスの姫川の告白は、衝撃的で涙が流れた。姫川班の再結成はあるのか。次回作も楽しみである。また、回を重ねるごとにガンテツの存在感が増してくる。意外とイイ奴の気がしてきた。

  • 姫川玲子シリーズ第6弾。
    第7弾の【インデックス】を先に読んでしまい、「菊田~!どうして???」と、とっても気になっていました。

    【ストロベリーナイト】を超えた!と帯に書かれていたので期待大だったのですが…
    個人的にはやっぱり【ストロベリーナイト】の方が面白いと思う。
    とは言うものの、やぱり姫川玲子シリーズは面白い。

  • 姫川玲子シリーズ第6弾にして、シリーズ最高傑作と言っても良いだろう。

    暴力団組長が全身を骨折した状態の死体で発見されたのを皮切りに半グレ集団のOB、不良中国人が同様の手口で殺害される。連続殺人鬼の正体は?目的は?池袋署の姫川玲子が殺人鬼を追うが…

    玲子のかつての部下・菊田との再会、煮ても焼いても食えない勝俣とシリーズには欠かせない登場人物が物語の鍵を握る。終盤の玲子の心の叫びは過去との訣別なのか。

  • 池袋署の姫川玲子。
    池袋にいながら、この本を読んでいる。
    なぜか、池袋と言う街の姿が、浮かび上がる。
    青いマスクをかぶった殺人鬼 ブルーマーダー。
    その犯行は凄惨で、鈍器みたいなもので、
    左右の鎖骨をおり、両手を使えなくして
    骨と言う骨を粉砕して、最後に 脳天をかち割り
    『死』に至らしめる。
    それを折り畳んで、大きなバックにいれ、処理してしまう。
    残酷さを 突き抜けた クールな殺人鬼。
    20人以上を 殺したと言うなかで、
    死体を放置して、殺したことをアピールする。

    ヤクザ、元暴走族、中国人マフィアなどを襲い
    更に、警察官も負傷させてしまう。
    そのことで、街の暴力を振るうものたちは、
    不活性化する。その狙いは どこにあったのか?
    下井、ガンテツ、姫川が、その犯人を追いつめる。

    過去の事件が浮かび上がることで、
    ブルーマーダーの狙いが明確化する。
    姫川の最後に、ブルーマーダーなり損ないとの対峙で
    菊田を救いたいと言う想いで、果敢に立ち向かい
    菊田に本心を伝えることになる。
    菊田は 結婚していたのだった。
    それでも、姫川は、想いを伝える。
    姫川らしくて、姫川していた。

  • 菊田が結婚してたとは。
    姫川は相変わらずかっこいい。
    ガンテツは相変わらず嫌味ー。でも大事なところで助けてくれるちょい良い役。

    たくさん登場人物が出てきて把握しきれなかった感はあるが、最後は色々つながった。
    ハッピーエンディングとはいかないけど、収束に向かったな。

    木田かわいそう。やるせないよなぁ。

    最後、姫川が菊田の見舞いに行ったシーン。
    二人で色々話して菊田がこぼした涙。もらい泣きしちゃった。

  •  テレビシリーズが好きだったので、初めて小説を読んでみました。

     シリーズ最高傑作!との評価に少し期待しすぎた点もあったかな。。。
    でも、大好きな姫川玲子の活躍、かっこよかった。グロテスクな描写にも惹きつけられました。

     ただ・・・菊田がなぁ・・・・。

  • ☆4つか5つで迷った。4.5かな。
    インデックスを先に読んでしまったのを今更ながらに後悔するが…。この巻、物凄く良かった!!
    このシリーズで最高傑作かも!今まで姫川玲子に意地悪な(スミマセン、ただの僻みです)見方をしていたけれど、今回、菊田救出の際の真っ直ぐな姿勢に心打たれた。この流れがあって、インデックスの最後に繋がるのか。ああ、勿体ないことした。
    それでも、クライマックスのあのシーンは涙が溢れた。菊田刑事、何故待てなかった…、と言いたい。
    そして私は、ますますガンテツのファンに!カッコ良すぎだろ。

  • 解説まで読了後の感想にはなるが、確かにストロベリーナイトから始まるシリーズはこれで終わったという感じだろう。
    姫川班解体後の、この先どうすんの?的なもやもやを完全に払拭してくれた。

    ガンテツの登場位置(ページ数)も絶妙で、裏の主役は間違いなくコイツだよね!

    まぁ、毎度になっちゃうけど複雑(であろう)警察組織を読んでるだけで理解した気にさせてくれる文章力も凄い。

    ごちそうさまでした。

  • 姫川シリーズ第六弾。

    身体中の骨を折られて人間とは思えない形に折り畳まれた死体たち。
    虫を殺すように人間を殺害する。
    裏社会の人間たちが口にすることも恐れるブルーマーダーとは・・・。


    姫川シリーズ、やっぱり好きですね。
    姫川班じゃないのが残念ですが。。

    で、今回の殺人者。
    人間を物のように折り畳んでバッグに積めたり、一瞬文字を理解できないような場面が多々。
    なのに彼を憎むことができない。
    ただの悪だとは思えない…この感覚が誉田さんの作品の魅力だと思います。

  • 姫川玲子シリーズ第六弾。
    今回の物語は、シリーズの中でも最も緊迫感があり良い意味で恐怖感の強い展開でした。
    舞台は池袋。
    このヤクザ・半グレ組織が密集しているエリアが、ここ最近、不活化している。
    その理由は、池袋の街を闇で牛耳る「ブルーマーダー」と呼ばれる殺人鬼の影響である。
    それに立ち向かう姫川、ガンテツ(勝俣)の凸凹コンビ、そしてかつての部下・菊田。
    ユニークで人を惹きつける魅力を持ちながらもどこか陰を感じさせる主人公・姫川の躍動感に心動かされます。
    読み合わった後、すぐにまた続編を期待してしまうほど魅力たっぷりの物語です。

  • なんといっても1番のビックリは菊田。
    玲子の相手は絶対に牧田が良かったし、井岡か菊田かと言われれば井岡派だったにも関わらず、、
    なんだろう?なぜか菊田のことで心にポッカリ穴が空いた感じ。。
    そんなわけでブルーマーダー事件のことはあまり入り込めなかったー。
    玲子、、これからどうすんだろー。(恋愛のほう)

  • 誉田さんって
    みんながもってるであろう
    ”殺意”を形にするのが
    上手いのかな。
    殺人を正義なんだって
    思わせる力があるように
    感じる。
    登場人物たちも
    そんなの間違っているって
    言葉を発しつつ
    本心は違うよってのが
    滲み出てる感じ。

    姫川シリーズ大好きだなー。
    ストロベリーナイトの
    次に好きかも。
    インビジブルはあんまりだったから、、

    お嬢ちゃん、田舎娘と
    馬鹿にされつつ
    戦う女刑事。
    かっこいいです。

    2016.10.13 読了

  • ストロベリーナイトのドラマは全部見た。
    少し疲れた菊田役に
    西島さんは適任だったわ。
    彼の少し疲れた感じの背広(スーツでは無い)や
    姫川主任を見つめるまなざしに
    私の乙女心は打ち抜かれた。

    小説は今回初めて読んだが
    全てドラマの俳優とマッチングしてしまった。
    う~ん。まさか菊田が結婚してしてしまうとは・・・
    ここで、私の乙女心は勝手に泣いた。

    個人としては
    是非2人は結婚せず
    良きパートナーでいて欲しかった。
    やはり男は身近で手を打つのか?
    等々・・・複雑な乙女心である。

    で、話は相変わらずグロテスクでは有るが
    ドラマを見ていたせいか入り込みやすく
    久しぶりにあっという間の読破であった。

  • ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズ
    前作のインビジブルレインで姫川班解体で終わったと思っていたが嬉しい続編です。
    物語が徐々に繋がり、核心に迫る流れが最高です。
    警察とヤクザに裏切られたS…(ネタバレスレスレ

  • らしさ復活でまぁまぁ安心

  • 久しぶりの姫川玲子、面白かった。
    姫川とガンテツの関係も徐々に変わってきている。
    厚めの本ですが、すんなりと読めました。早く続編が読みたいな。
    しかし何に驚いたかって...あいつが結婚していたとは!!

  • シリーズ6作目。
    本当にあったら怖ろしい事件。正義と悪、単純明解ではなく、ムムムッてなる真相。
    そしてなによりも菊田にビックリ。それで良かったのか?と思いつつ、良かったのだろうとムリヤリ納得。姫川も大きな壁を乗り越え、姫川班の復活へ期待。ガンテツ大活躍で、ますます憎めないキャラになっていく。

  • 姫川玲子、シリーズで読んでる。
    やはり面白い。
    残虐描写は「ストロベリーナイト」的。
    個人的にこの位の文章表現が、生々しくて良いと思うのですけど。
    「ブルーマーダー」の真の目的は、何なんだ〜と思いつつページを捲る。
    本代以上に楽しませて頂いた一冊。
    '15.08.22読書完了

  • 面白いっ。
    キャラがたってるし、
    ストーリーがワクワクテカテカで
    テンポがあって読みやすい。
    数ある刑事モン本の横綱ですね。

  • シリーズ物と知らず、この本を最初に読んでしまった。
    思い入れがないせいか、姫川はうじうじと恋愛を引きずって、仕事にも支障をきたしてる「めんどくさい女」にしか見えなかった。他の人のレビューを見て、格好いい女?!どこが?!て感じ。
    逆に、それ以外の登場人物のほうがずっと魅力的だった。犯人の木野も、下井も、勝俣も。

  • ずっと長い間、闇の中で孤独に生きてきた玲子が、ほんの少しだけれど前に進めた物語となった。
    これまでのシリーズでお馴染みの面々が、要所を締めているのもいい。
    殺害方法の妙に細かな描写は醜悪ささえ感じるけれど、それは「姫川シリーズ」の特徴でもあるのだから仕方がない。
    何よりもショックだったのは菊田の変化。
    「そっか、そうだよね…」とは思ったけれど、玲子と菊田の微妙な関係性がけっこう気に入っていたので残念な気持ちになってしまった。
    でも、だからこそ終盤での玲子の独白が効いてくる。
    やっと口に出来た真実、背負ってきた重荷、誰にも語られることのなかった玲子の内面。
    読み終えてみれば、「これでよかったんだ」と思える展開だった。
    人物造形がとても上手い「姫川シリーズ」だけれど、今回登場した犯人役の木野も見事だった。
    とらえどころのない人物として登場し、冷酷だけれど妙に真面目な顔も徐々に明らかになっていく。
    そして下川との関係や最後に見せる穏やかな顔は、木野にとって満足のいく結末だったことを伺わせる。
    もしかしたら木野は裏切った人物を探しながら、実は下川の潔白を証明したかっただけじゃないのか。
    自分が信じていた下川が、信頼に足る人物だったと確認したかっただけじゃないのか、と思ってしまった。
    出来ればドラマSPとして映像化してほしい物語だった。

  • ストロベリーレインシリーズ。実はストロベリーレインシリーズははじめて読んだのだが、非常に面白く、あっという間に読んでしまった。

  • いや〜おもれかった〜(^-^)/

    姫川シリーズ初やったけど、こんなにいいよは

    人物描写もうまい!(^-^)/

  • 時系列的にはインビジブルレインの後となる姫川シリーズ。インビジブルレイン読んでない人は、まずはそちらから!
    姫川は竹内結子、菊田は西島秀俊として脳内に鮮やかに映像化されるストーリー。
    前作で結ばれなかった二人はどうなるの?別々に登場するが、出会うの?出会わないの?こうなったら、菊田にはいっそ不幸になってくれ!と思いながら読み進めた。
    凶悪過ぎる殺人犯。でもそれ以上に取り巻く輩がクソ過ぎて、殺人さえも正義なのではないかと思わせる。あまりの手際のよさに、やっちまえ!と荷担したくなる。
    全てが作者の思うつぼなのだろう、気持ちを掌でころころと転がされ、心をグッと捕まれ、一気に読了。面白かった。
    満足。
    またこの表紙がいいね。まんま竹内結子じゃん。
    続編でないかな?期待してます!!!
    おっと、続編もあることを皆さんのレビューで知りました。読みたい!

  • のめり込むように読了した。久々の感覚。複数の人物目線で語られていく話が徐々にまとまっていくことで、全体の深み厚みが凄かった。
    姫川班が解体されて、どういう展開に持っていくのか予想がつかなかったけど、とにかく菊田の出し方がズルい。それに、解説でも触れられているけど、確かに前作で区切っちゃダメだ。前作からの変化に心が持っていかれた部分も大きかった。
    もちろん今回の事件自体の割合も大きい。犯人をただの悪としないで、読んでいる側にもいろいろと考えさせるようにしていることで、さらに深みが増した感じもあるかな。
    …姫川班、再び集まってほしい!

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