妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)

  • 74人登録
  • 3.47評価
    • (3)
    • (11)
    • (14)
    • (1)
    • (1)
  • 12レビュー
著者 : 上田早夕里
  • 光文社 (2015年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334769956

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 人と妖怪との協力のもと「いま」の戦いはようやく終わった。終わったけれども、祭りの後のような寂寞感、そして、百目や邦雄たちが見せるそれぞれの優しさもどこか切なく感じるラストだった。

  • 3冊セットで読んでこそ世界観が分かる。
    ただ、闘いと実はこうなんですの説明に終始してしまっていた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14717656.html

  • 全編が戦いの様子に終始します。
    百目と邦雄の間にもきちんと信頼があるように、妖怪と人間が共存していける真朱はある意味楽園なのかも。
    そこを出た邦雄の残りの人生が充実したものでありますように。

  • 妖怪の街は、ついに完全に包囲されてしまった。

    人の味方を全面的にしなければいけない、警察。
    人と妖怪の中間地点に立った、男。
    人側に立つしかない、拝み屋。
    クライマックスですから、視点がくるくる。
    おかげでものすごく分かりやすかったですし
    どうしようと思っているのかも理解しやすい。

    何せ妖怪を含め、全員立っている位置も
    考えている事も違います。
    それが書きわけられているのがすごい。
    ただ最後が…うんまぁ全員納得状態ですが
    どこもかしこも綺麗におさまっているなぁ、と。
    8年後のお約束は、面白かったですがw

  •  最凶の妖怪”濁”との決戦を描くシリーズ完結編。

     妖怪といえば自分が思い浮かべるのは「ゲゲゲの鬼太郎」と「地獄先生ぬ~べ~」です。前者は鬼太郎のユーモラスな仲間たちの姿が楽しく、ぬ~べ~はぬーべーや生徒たちの掛け合いと比しての、妖怪たちの怖さが印象的でした。

     百目シリーズに登場する妖怪たちは、どちらかというと鬼太郎に近い感じ。人間の味方というわけではないものの、利益とそれが自分にとって楽しいかどうかを考え、気ままに生きる姿は、鬼太郎の歌に近いものがあるような気がします。

     そんな妖怪たちが人間たちと手を結び、妖怪を喰らう濁と戦うわけですが、その段になっても、それが面白そうかどうかも考慮している姿が、妖怪らしいなあ、と思います。

     そして、1巻、2巻の伏線を回収しつつ、最終対決に向かいます。SF的なタイムスリップと、陰陽師や祓いの概念を含み、事態が決着に向かっていきます。古来の日本の概念とSFの概念が組み合わさるのは、このシリーズならでは!

     そして、播磨の過去、邦雄の過去からの脱却もからめてストーリーは進行します。そうした人間ドラマも読みどころです。

     いろんな要素が詰め込まれた作品でしたが、最終的にはしっかりとまとめあげられた三部作だったと思います。

  • 光文社Web2015年9,10月に発表の紫桜、一絃琴の魔、未来からの声(抄録)に、書下ろしの未来からの声、もうひとりの陰陽師、前哨戦、鐘入り、楽音の呪、終極の章を加えて2015年11月に刊行。シリーズ3作め。最終巻は、陰陽師の播磨と宿敵の妖怪との対決を主にした、長編に短編数篇が散りばめられたような構成になっている。興味深い話が幾つかあるものの、纏まりが悪く、ご都合主義的な展開が残念。

  • なるほど。
    いい感じに終わりました。

    やっぱり、ちゃんと、SFなんだなあ。うん。

    ちょっと読後から時間がたち過ぎたので、こんな感じで失礼。

  • シリーズ3作目。完結。

    どんなジャンルであっても根底にあるものは揺るぎなく、思うところがたくさんある。
    そして、やはり人の恐ろしさに慄く。
    わたしは脅威に対して対峙できるだけのものを持っているか。

  • 最後の最後で主人公たる百目がタイトルたる妖怪探偵としての活躍を見せるので、ここまで読んで初めて一つの話として成り立っているのだろう。

  • 【収録作品】紫桜/一絃琴の魔/未来からの声/もうひとりの陰陽師/前哨戦/鐘入り/楽音の呪/終極

全12件中 1 - 10件を表示

上田早夕里の作品

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)を本棚に登録しているひと

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)はこんな本です

妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)のKindle版

ツイートする