降りかかる追憶: 南青山骨董通り探偵社III (光文社文庫 い 46-4)
- 光文社 (2015年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334772086
感想・レビュー・書評
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同僚の真由美のひと言から、社長の金城と玲子に因縁めいた過去があることを知る雅也。そんな折、女子大生の依頼でストーカーの捜索と彼女の身辺警護に携わる。だが、消息は掴めず、やがて、事態も収束かと思われたその矢先、彼と任に当たっていた玲子が姿を消す!そして明らかになる金城たちの過去とは…!?仲間のために探偵社のメンバーは街を駆ける!
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南青山の探偵社シリーズ3作目。
軽快なテンポで読めてしまうのがよいところ。
雅也くんは相変わらずの女性には弱いなぁ。
今回は玲子さんと金城所長の過去もあり、それぞれ何かありそうだ。
続編はしばらくないみたいだけど、次も楽しみになる一冊だった。 -
女子大生のストーカー被害の真相から発覚する探偵社メンバーの過去の因縁。南青山骨董通り探偵社シリーズ第3弾。
新人探偵・雅也の幼稚な言動にやきもきするが、他のメンバーの大人の対応に救われる。本作では金城と玲子の過去の因縁が明らかになったが、他のメンバーにも何かがありそう。 -
探偵小説であるが、少し切ない。傷を持つ者たちの物語だからかもしれない。最後、思いがけない展開になってインパクトがある。
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シリーズ第3弾では社長と玲子の因縁が明らかになります。本編のミステリ度は今までで一番かもしれません。映像化の際は、社長が大杉漣、玲子は真木よう子でお願いします。
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主人公にどうも感情移入できない。
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登場人物たちの行動や会話は面白いんけど、事件の結末はいただけない。
途中で伏線らしきものが何度も出てきたので「もしかして」と思っていたものの、やっぱりそんなつまらない真相でしたか。。。 -
まだまだ続くんですね。
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井上君は、相変わらず頼りないけど、周囲が魅力的。
社長と玲子さんの過去が、そんなシリアスなものだったとは。
自然に話してくれるまで待てなかったのか、井上よ。。。
成長してくれないと、シリーズが展開しなくなるよ。
真由美ちゃんが、あんなにいい子だったとは。
もう、あんな奴は捨てて帰ってよし!(笑)